Delta Rae、読み方は「デルタ レイ」でよいはず。
私が知る限り日本語の情報がほとんどないDelta Rae。ということはちょっとした紹介文が必要だろうか。何か間違っていたらすみません!そしてもしもっと詳しい方がいらしたら、訂正して頂きたい!
Delta Raeは2009年にアメリカ、ノースカロライナ州ダーラムで結成されたバンドです。
メンバーは、
Ian Hölljes (ヴォーカル、ギター)
Eric Hölljes (ヴォーカル、ギター、ピアノ、キーボード)
Brittany Hölljes (ヴォーカル)
Elizabeth Hopkins (ヴォーカル)
Mike McKee (パーカッション)
Grant Emerson (バスギター).
苗字を見てわかる通り上の三人が兄妹。北欧系の苗字で(確かお父様がノルウェー系)読み方がよくわからないけど…Google先生によると、ヘルジェス、ですが合っているのだろうか。
Hölljes家のお母様が書こうとしていた物語に登場するアメリカ南部の少女の名前がデルタ レイ。バンド名はそこからとったそうです。
Elizabeth(Liz)は三兄弟の幼馴染で、この4人で始めたバンドにMikeとGrantが加わって今のフォーメーションとなっています。
Delta Raeのウェブサイトによると、彼らは、
グレートアメリカンサザンゴシック男性女性ソウルフォークポップカントリーファミリーバンド。
長い!(笑)
(ちなみにITunesだと一言、オルタナティブ。オルタナティブって、幅広いのね)
しかしこの長―い紹介文は嘘ではないのです。Delta Raeにはメインを務めるヴォーカルが4人もいます。Hölljesきょうだいと、Liz。曲によってヴォーカルもジャンルも変わるので最初はちょっと混乱しました。同じバンドの曲なのかと。
私がだらだら駄文を書いてもうまく説明できるとは思えないので…動画に頼りたい(笑)
こちらに、多彩で多才な彼らがよく表れているのではないかと思います!
最近は女性二人、BrittanyかLizかのいずれかがメインで歌う曲が多いようですが、今日ご紹介したいのは長兄Ianが歌う“Dance In the Graveyards”。死んでも安らかに眠りたくなんかない、墓場(グレイブヤード)で踊っていたい♪という歌です。
“Dance In the Graveyards”は、“Carry the Fire” (2012年)というアルバムに収録されていてオフィシャルPVも良いのですが、個人的にはこのLAでのライブバージョンがすごく好きです。
IanはCDより声出ているような気がするし、Ericアクティブだし(コーラスしながら鍵盤弾き→スティック持って叩きまくり→鍵盤弾きアゲイン)、ライブの空気感も含めてみんなかっこいー!
日本にライブしに来てくれないかなー。または、たまたま海外の旅先で予定が合ってライブ参戦…なんていうのが夢です。(旅に出る予定すらないけど…)
Delta Raeは今年7月に所属していたBig Machineレーベルを離れると公表し、インディペンデント界に戻ってきました。最近までシングル曲を連続リリースしていたので順調なのかなと思いきや、私のつたない英語力でキャッチした情報によると、なかなかアルバムを出すことが叶わず、またDelta Raeのような多種多様な音楽性というのはメジャーでは扱いが難しい、といったことがあったようです。
彼らはアルバム製作のために、クラウドファンディングを募りました。結果は大成功だったようで、来年には新アルバムが出るらしい!楽しみです。