今年こそは結婚すると誓った貴方へ。
婚活は自然体で臨めばなにも難しいことはありません。
力んで、不自然な行動に出たり、分不相応な希望をもつたりしなければ
自然に縁ある人を引き寄せることができます。
近くにいる意外な人が運命の人かもしれません。
条件にこだわらず、好きになれる人を探して下さい。
今日はお見合いの当日に注意すべき点について幾つかお話します。
どれも言われてみれば当然のことなのですが、ついやってしまい勝ちな失敗です。
◆まずは遅刻について
電車の時間を見誤ったり、おしゃれに手間取ったりして、悪気はないのだけれど
遅刻をしてしまったこと、皆様にも一度位はあるのではないでしょうか。
でも、お見合に限らず約束した時間を守らないということは、それだけで大きなマイナス点に
なりますし、お相手に対して失礼であるだけではなく、仲介者にも迷惑をかけてしまいます。
最初から悪い印象を与えてしまいますから、何としても遅刻だけは避けたいですね。
子供に言うようで失礼ですが、少し早めに出て、遅くても10分か15分位前に到着し、
身だしなみを整えて、心の準備をして待つようにして下さい。
先に来て待つのと、後から走って入ってくるのとでは、
スタート時点で大きな差がついてしまします。
電車の遅延などで、どうしても遅れるときは、メールでも構いませんから連絡を入れて下さい。
遅れている事情がわかれば待っている方や仲介者も、やきもきしないで済みますから。
遅れて到着したときは、当たり前のことですが、軽くお詫びをしてから着席してくださいね。
本当に申し訳ないという思いが伝わると、その後の会話にも良い雰囲気が漂います。
実際に女性が大幅に遅れたお見合いがあったのですが、汗をかきながらフーフー言って
謝る姿が印象的だったのか、うまくゴールインした例がありました。
遅れてきたことを未だにご主人に言われるそうですが、仲良く暮らしておられます。
◆次は濃すぎるお化粧
男性は一般的に厚化粧はお好きではないように思います。
メイクはある程度必要ですが、濃すぎるお化粧はあまり良い印象を持たれませんので要注意です。
普通に素敵なお顔立ちの女性なのに、付けまつげを2重にしてアイラインを太く引き、目じりにも
5ミリほど長めにクッキリとラインを入れて、目の周りを強調しすぎている女性がいらっしゃいました。
夜のパーティーなどでは映えるかもしれませんが、お見合いには向かないお化粧です。
綺麗にしようと思って念入りに塗りすぎて普段より厚化粧にならないように注意が必要です。
お見合いをした相手の男性からは「メイクを取ったらどんな顔なんでしょうか?」
「お人柄は良いのですが、化粧が濃すぎて気になります。」って、お断りが入りました。
逆に、自然のままを見てほしいからと、何もしないで本当に素顔でいらっしゃる方もありますが、
よほど若いか素肌美人でない限り、厳しいものがありますね。
今は「ナチュラルメーク」と言って、素顔を作るお化粧がありますから、
明るいピンク白の素肌をメイクしてください。これは男性にもとても好まれるようです。
◆三番目の注意点は会話の内容です。
初めて会ったその日に、家族の抱える問題点を事細かく説明したり、仕事の悩みを話したり、
とにかく日頃抱えている自分の不安や不満を話題にする方があります。
それ以外の話題がなくて、つい頭の中にある心配事を話してしまうようですが、
これはお見合の会話としては最悪です。
また自分の条件のマイナス点を全て話して、これでも良かったら付き合って下さいと
いう方がありますが、まだ会ったばかりで何も分からない人に、いきなりマイナスから
入って来られても困惑してしまいます。
このタイプの方は、全部知ってもらったうえでないと相手に悪いからと言われますが、
それは自分に対する防御が働いているだけで、お相手への配慮が無さすぎです。
マイナス面を全部話してもまだご自身にそれを上回る魅力があるのなら別ですが、
最初の一回目は、もう一度会いたいと思えるかどうかを考える大切な出会いですから、
明るいお話に終始していただきたいと思います。
色々注文を付けましたが、ご安心下さい。
結局はどんな失敗があっても、それを丸ごと可愛いと思って受け入れてくれる相手が
必ずいらっしゃるからです。
そんな方と結婚が決まっていくというのも事実です。
例えば、食事の仕方についても、好きなタイプの人ならガツガツ食べても「男らしくて素敵!」
になるし、好きになれない人なら、食べ方が汚いという評価になります。
マイナス思考の人でも、自分がなんとかしてあげようと思える相手なら愛おしくみえるし、
縁がなければこんな人とは付き合えないと思うでしょう。
要するに愛があれば解釈が変わってしまうようです。
結局、長所も短所も、丸ごと愛せるお相手こそ、運命の人だということですね。