精神力
センバツ高校野球大会第6日目。
宮城県の強豪東北高校が登場した。
一時は出場も危ぶまれたこの状況下で、いろんな思いを背負っての出場。
甲子園という大舞台に立つ緊張に加え、日本中の期待や願いが集まっている。
16、7歳の高校生にのしかかる複雑な重圧を考えると自分の胸も張り裂けそうになる。
東北高校の選手も、対戦相手の大垣日大の選手も全力でプレーした。
試合中にTVに移る選手たち。
東北高校主将、上村健人選手の表情が終始厳しかったことが印象的だった。
また上村選手と同じくらい厳しい表情を見せていたのが大垣日大の阪口監督だった。
懸命に闘う東北高校も、勝負に徹する大垣日大も、美しかった。
試合後の上村選手はこう語った。
「悔しい気持ちはありますけれど、自分たちのやることはやったと思います。まだ苦しんでいる人がいるので、もう一回、ボランティア活動や、周りの助けを求めている人に自分たちが手を差し伸べることができるように頑張りたい」
こんな強い若者がいる限り、日本は決して倒れないと確信した。