みんな~
ひよこ村のおともだちが
たくさんでてくる
楽しいおはなしが
はっじまるよぉ~
「パーティーの準備完成したよぉ~」
(ウパちゃんきっと喜ぶだろうな~)
ひよこちゃんが
自宅で
パーティー準備を
済ませた頃
ウパちゃんは
ひよこちゃんの
家から
離れた場所に
居ました。
「・・・ふ~ふ~」
「ふ~ふ~」
ウパちゃんは
寄り道して
少し疲れ気味に
ドボドボ
歩いていました。
「!?」
ウパちゃんは
気になる
少年を
見つけました。
「・・・」
少年は
辺りを
見回しています。
不思議に思ったので
ウパちゃんは
少年に
声をかけます。
「なにちてんの?」
「キリンさん可愛いね」
「へ~」
少年は
船に乗った
キリンを
見ていました。
「キリンしゃん・・・おおきゅいね」
「キリンさんホントに大きいよね。」
ウパちゃんは
キリンが
とっても大きくて
ビックリしました。
「キリンさんは、これから出荷されるんだよ・・・」
「?」
「これからキリンさんは、船で他の国に乗り物として、売られに行くんだよ。」
「おっ!?」
キリンが
真面目な
話をしていた
少年の
帽子を
パクッと
口に
入れてしまいました。
「あたみゃ、たべられりゅね~」
「うわぁ~!?たすけて~この帽子は食べ物じゃないよ~!」
「キャハハ・・・きゃわいいね~」
ガタン・・・
突然
キリンの檻が
開きました。
「・・・え?」
「?」
檻の開いた
扉から
キリン達が
ゾロゾロ
出てきました。
「わ~キリンが出てきちゃったよぉ~!!」
「ありゃりゃ?」
沢山のキリンが
ウパちゃん達の
側に近づいて
来ました。
「早く逃げるよ~」
「・・・」
ウパちゃんは
キリンの
大群に
圧倒されて
固まって
しまいました。
「急いでこっちに行くよ!」
少年は
ウパちゃんを
誘導しました。
「わ~!!」
ウパちゃんも
我に返って
逃げ出しました。
「急いで!」
「たしゅけて~」
2人は
必死で
キリンから
離れようとしました。
しかし
キリンの
進行方向も
ウパちゃん達と
同じ方向に
向かっていました。
「ひえ~たすけて~」
「キャ~」
キリン達は
ウパちゃん達を
追いかけます。
「あの~こちらでのバイクの乗り入れは、禁止なんだっぺよ」
「ケロケロ?」
(カエル言葉はよく分からないっぺな・・・)
「!?」
のこちゃんポリスに
緊急の通信が
入りました。
「はい、のこだっぺ!」
「のこ君!緊急事態だ!」
「署長!?どうされたんだっぺな?」
「町でキリンが暴走しているようなのだ。急ぎキリン達の暴走を止めてくれ!」
「了解したっぺよ!」
「バイクお借りするっぺよ」
「ケ~ロケロ」
白いカエルは
快くバイクを
提供するのでした。
(市民の安全を守るため、のこポリス頑張るぺっよ!)
のこちゃんポリスは
気合いを入れて
バイクのエンジンを
かけるのでした。