みんな~
ひよこ村のおともだちが
たくさんでてくる
楽しいおはなしが
はっじまるよぉ~
「いらっしゃ~いぃ!!」
ひよこちゃんは
待ちに
待った
ウパちゃんが
訪ねて
来たと
思い
家の
入り口の
ドアを
開けました。
「!?」
「ひよこちゃんヤッホ~♪」
「グッドイブニング~デス!!」
「ひよこちゃん、どうかしたの?」
ひよこちゃんの
家に
訪ねてきたのは
ウパちゃんではなくて
まくまちゃん
あかねちゃん
ミラベルちゃん
でした。
「・・・みんなひよこちゃんに用事なの?」
「だって、ひよこちゃんからDM来てたよ。」
「ひよこちゃん待ってるから、早く家にきて~ってDMデスよ。」
「あぁ~またやっちゃったぁ~一斉送信!!」
「ウフフ…もうすぐみんなも集まるわよ~♪」
「・・・みんなにゴメンだよぉ~ひよこちゃんお菓子沢山用意してないんだよぉ~」
「おねえちゃ~ん言われた通り持ってきたアルよ!」
「オヤツの追加お持ちしたっぺよ。」
「ふ~重かった・・・」
「な~んでわたくしが、荷物運び何ですかぁ~?」
「まくまちゃんナイス先読みデスね」
「うふ」
「ひよこちゃん何か困ってるなら、あたし達に相談しなさいよ。おともだちでしょ?」
「うんうん・・・みんなありがとう。」
ひよこちゃんは
ウパちゃんが
誘ったのに
まだ
遊びに
来なくて
心配している事を
みんなに
告げました。
「ケロケロケロ~」
『キミいくつなの?誕生日は何日?血液型は何型?好きなスイーツは何?好きなYouTuberは誰?てか名前教えてよぉ~!』
「・・・」
「ゲコゲコ」
『キミは、まだ冒険はしていないのかな?』
「ケ~ロケロ」
『それだったら、今度オレ達と一緒にレベルレ行かい?お金も経験値もザックザクだぜ♪』
「・・・?」
「ケ~ロケ~ロ」
『俺たち気が合いそうだから、フレ登録してくれよ!今から何か食べに行く?おススメはカエルの餡かけだぜ!って共食いかよぉ~!!』
「ゲコ~」
『そんな失礼な誘い方をしてはいけないよ~』
「ケロケロ」
『失礼しました・・・ぼくとフレンドになってください♪この後ナマズのワイン蒸でも食べに行くって〜ゲテモノ料理でスミマセン。』
「・・・」
カエル語
分かったら
この白いカエル
結構ウザかった・・・
ウパちゃんは
あまり
関わらない様に
聞いてる
ふりをして
大人しくしていました。
「パーティーはいつするんだっぺな?」
「ウパちゃんが、戻ってこないと始まらないわよ。」
「ウパちゃんは、どこに行ったんでしょうね・・・わたしを驚かせてUFOで飛んで行っちゃいましたからね。」
「!?」
ひよこちゃんの
心配事は
的中
していたみたいです。
「ウパちゃんが行方不明に~」
「大丈夫じゃないかな?ウパちゃんはUFOで、こっちに向かってると思うんですよね。」
「な~るほどね・・・くまとろさんの意見で、確かに間違いないでしょう~」
「なんで?ウパちゃんがこっちに向かってるって分かるの?」
「聞きたいですか?いいで~しょう。」
「・・・?」
「ウパちゃんは、まだテレポを知りません!!自分でテレポを使った事がないので~す!!」
「ナイス推理デスね!」
「なるほどね・・・そう言う事だっただっぺな、今回はのこポリスの出番はなしだっぺな」
「カエルさんが、操縦する変わったUFOでしたね・・・」
「カエルのU・F・O・は、ミーも目撃したデスよ!」
「この問題は、繋がりそうですね~」
「カエル族の事なら・・・わたしで何とか出来そうだっぺ」
「んにゃ~んなにゃにゃ~」
のこちゃんは
外で
奇妙な
ダンスを
始めました。
「本当にこんな事で・・・」
「UFOが来るんでしょうか・・・?」
「あ~きたアルよ!!」
「U・F・O・デ~ス!!シロガネで見たのと同じ形なのデ~ス」
「やっぱり来たっぺな♪」
「マジですか~!?」
「あのUFOにウパちゃんが乗ってるんですよ!!」
「ウパちゃん!!」
ひよこちゃんは
UFOが
ゆっくり
着陸するのを
見上げていました。
「およ?ひょこちゃん」
「ウパちゃん・・・心配したんだよ。」
「ゴメンちゃい・・・」
「ケロ?」
『この人どこかで、見た様な気がするんだけれど・・・?』
(ヤバいだっぺよ!あの沈めてしまったバイクの持ち主のカエルだっぺよ!・・・他人のフリをするっぺよ。)
「少し遅くなって、状況変わっちゃったけれども・・・一緒にパ~ッとパーティー楽しもうね。」
「あ~い」
ひとりの
時は
心配事が
解決しなくて
心細いけれど
おともだちが
側に
いて
相談したら
どんな問題も
乗り越えられる
そんな
勇気や希望が
湧いてくるね
ひとりひとり
個性も違う
おともだち
だけど
おともだちと
一緒に
過ごしたら
安心出来るね
おともだちって
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