みんな～
ひよこ村のおともだちが
たくさんでてくる
楽しいおはなしが
はっじまるよぉ～
「いっしょ～いっしょ～ふ～」
ウパちゃんは
スタスタ
走って
ひよこちゃんの
家に
向かいます。
「！？」
ウパちゃんは
何かの
気配を
感じました。
「・・・ケロ」
「・・・？」
白いカエルが
ウパちゃんの
後に付いて
来ていました。
「ケ～ロケロケロ～」
白いカエルは
ウパちゃんに
聞きたい事が
あるみたいです。
「・・・」
ウパちゃんは
見た事が
ない
カエルなので
知らない
ふりをして
スタスタ
走って
いきました。
「ケロ？ケロケロロ～」
白いカエルは
ウパちゃんの
後を
追って
呼び止めました。
「・・・？」
ウパちゃんは
不審者かも
知れないので
少し
警戒しました。
「ケロケロ」
白いカエルは
ウパちゃんに
話しかけました。
「ケロケロ」
白いカエルは
ウパちゃんに
道を
尋ねていました。
「・・・？」
「ケロ～ケケロケロ」
白いカエルは
おともだちの
家の
場所を
ウパちゃんに
聞きました。
「・・・？」
ウパちゃんは
少し
考えましたが
お尋ねは
ポリスの
お仕事なので
のこちゃん
ポリスの
居場所を
指さしました。
「・・・あっち」
「ケロ？」
「あっちだよ～」
「ケ～ロケロケロ♪」
「ばいば～い」
「ケロケ～ロ」
白いカエルは
ウパちゃんの
言う事を
信用して
案内した
方向へ
去って
行きました。
「のこさん、この作品楽しみにしていたんです。ありがとうございます♪」
「返却はいつでもいいっぺなよ～」
「およ？」
「ウパさ～ん、どこに行くっぺよ？」
「！？」
ウパちゃんは
のこちゃんに
呼び
止められました。
「ウパさんどちらへ行くっぺよ？」
「ひょこちゃんち」
「それは楽しそうだっぺな～」
「わたしもご一緒したいところだっぺけど・・・」
「？」
「わたしそろそろ、バイトのお時間なんだっぺよ」
「バイト服に～」
「変身だっぺよ～！」
「わぁ～」
「のこポリス参上だっぺよ！」
のこちゃんは
変身ポーズを
カッコよく
ウパちゃんに
披露しました。
「かっくいいね～」
ウパちゃんは
ペチペチ
拍手を
しています。
（ばっちりキメタっぺよ！）
（し、しかし・・・こ、このポーズ維持するのキツイっぺなぁ～）
ウパちゃんの
拍手は
ペチペチ
鳴り止みません
のこちゃんは
ウパちゃんの
拍手が
鳴り止むまで
体勢を必死に
維持しました。
（もう限界だっぺよぉ～）
のこちゃんは
体勢が
フラフラ
してきました。
しかし
ウパちゃんの
ペチペチ
拍手は
鳴り止みませんでした。
「へんしゅんしゅごいね！」
「ウパさんに敬礼！だっぺ」
のこちゃんは
上手く
体勢を崩す
誤魔化し方を
見つけました。
「そ、それでは、職務に勤めてまいりますっぺな！ウパさん御機嫌ようっぺな！」
「ばいばい」
（あのポーズは、長時間維持出来ないから、もうやめるっぺな）
のこちゃんは
バイト先へ
テレポを
唱えました。
光に包まれて
のこちゃんは
旅立って
いきました。
「・・・あれ？」
ウパちゃんは
のこちゃんポリスに
用事が
あった様な
気がしました。
何か
ちょっと
のこちゃんの
家の
道案内を
間違った
気がしましたが
ウパちゃんは
思い出すのに
時間が
かかるので
やめました。
「もういくしょ～」
ウパちゃんは
再び
ひよこちゃんの
家に
スタスタ
向かいます。
