〜過去振り返り⑩〜 いざ、手術へ!!!
入院は手術をする日の前日
これは子宮筋腫手術の時と同じでした
ただ違うのは前回は日曜日、今回は月曜日に入院だったので術前説明が入院した日に聞けたことです
術前説明は何か怖いものでした
1mmの世界でした
不安を煽られるような気がして術前逃亡をしたいくらいでした
手術しても治らないよ
この一言が強烈でした
わたし、治すために手術を選んだのですが…
確かに腰椎椎間板ヘルニアや腰椎すべり症で圧迫され続けた神経というのは元に戻りにくいという意味です
でもお尻や太ももが痛くて毎日寝返りも打てず辛い日々を過ごしていたので少しでも楽になればいいな。と思っていました
その後、精神科のF先生が来てくれました
2年前の時は本当にメンタルボロボロになったのでF先生の存在は大きかったです
2年ぶりの再会に喜びを伝え、F先生も覚えていてくださって、今回もまたメンタルの面で支えてくださるのは嬉しかったです
さ、吉と出るか凶と出るか
手術に向かいます
不思議だったのは、入院した日の晩御飯は通常食だったこと
下剤を処方されなかったこと
当日に浣腸をしなかったこと
子宮筋腫と腰椎すべり症の手術は違いがあり過ぎでした
手術室に行くときも、前は歩いて手術室に入りました
今回はベッドで寝たまま手術室に入りました
手術室に入ったら、まずシャワーキャップ?をつけさせられ
その後麻酔の先生が点滴用の針を左手の甲に刺して
「麻酔が入ります~」
その後の事は何も覚えていません
すぐに眠ってしまったようです
麻酔の説明は前日に受けていたのですが、全身麻酔だと仮死状態みたいになって呼吸も止まってしまうらしい…
手術台にも乗りませんでした
一体どうやって手術台に乗せられ、うつ伏せにされて裸にされたのか?
知らないほうがいいこともありますね
麻酔の準備などを入れて手術は6時間かかりました
そして手術が終わり、起こされたところに精神科のF先生が来てくれて握手して喜び合いました
両親もわたしの顔を見ていました
前回の麻酔から覚めたときはぼんやり状況だったのでほとんど覚えていなくて、
今回は絶対に覚えておこうと目をしっかりと開けていたのですが、
自分の部屋に帰ってきたのは覚えていません
ただ看護師さんに伝えておいたとおりに、スマホを渡してもらえました
ぼんやりとした頭で、スマホの電源を入れて現実に帰ってきました
足にはフットポンプが動いて
お尻はオムツを履かされて
手には点滴
背中にはドレーン
全部取れたら、元気になるのかな?と
ぼんやり思いながら、眠りにつきました
夜ご飯が運ばれてきて、通常食でびっくりしたのと
看護師さんが、ベッドの上体を起こしてもそんなに痛くなかったのと
ああ、事前に「痛い 痛いと叫びます」と言っておいてよかったと心底思いました…
きっと点滴に強力な痛み止めが入っているのだろう…
これは後から両親から見せてもらったものです


わたし自身は手術してよかったと思っています
あんなに痛かった太ももとお尻の痛みが消えていたのです
痛み止めのお陰だったのでしょうか
………それから今日まで痛みは出ていません