うち、長男が大学1年生。

長女が高校2年生です。

 

今日の「子育て(その1)」は、つまり長男の話。

 

長男、何を思ったか、教育学部の学生なのです。

するとですね。

いまどきは当然のように「発達障害」とか「ADHDについて」とか習う授業があるんですね。

そこでADHDについて客観的に説明されたのを聞きながら。

 

おー、すげー、全部俺じゃんwww

 

ってなったそうなんですね。

まあ、そうですよね、小学生のころに(ほんの数回だけですが)通院したとき、「典型的な、それはもうお手本のような、(息子の挙動や、彼が過去に描いた図工作品を)新人の研修で使いたいぐらいのADHDです」って診断されてますからね。

 

なので、「でしょうねーwww」ぐらいの返事をして油断して話を聞いていたら。

 

 

で、おかーさん、賢かったんだなー、ってわかったわー。

 

 

って言われたんすよ。

すごくないすか。(って、たぶんあまりピンとこないかも…)

 

わたし的にはだいぶ吃驚発言だったのです。

自分の過去の取り扱われ方を客観的に見て感想を述べられるぐらいになったのか!って思って。

ついに彼もここまで育ったのか…

自分が「された」こと、周囲が見えるぐらいになったら、ひとまず「子育て」みたいなところは終了でいいっすね(金銭的にはまだ手出しは必要ですけども)、と思った次第です。

 

今後さらに、口うるさく注意・指導しなくてもよくなったかな、と。

 

もちろん、子育て(その2、高校2年生)については、まだたくさん対話が必要な感じです「サービス終了」にはなりそうにもありませんけれども。

(あれこれ細かい相談、雑談、報告が求められるお年頃。こちらから聞き出さなくとも、向こうからとにかく話しかけてくる点ではありがたいです。)

 

 

思えばうちの長男、そりゃもう非常に育てにくかったんです。

そのかわり、面白い経験、貴重な経験も盛りだくさん。

 

というわけで、ADHDの子を育てたことがない人には想像を絶するあれこれが走馬灯のように駆け巡った今朝でした(大袈裟w

 

ADHDは「治る」とかではないのですが、傾向と対策と、訓練や我慢、そんなこんなの地道な繰り返しで、伸ばすところがいい感じに伸びれば、足りない部分もある程度補える!ってところで、「なんとかなる」まで持っていけることもあるんですね。

 

あとは彼が仕事をし始めたとか、自立したとかのときが、子育て「完了」って感じなのかな?

(親であることに終わりはないにせよ…)

 

引き続きうまいこと行けばいいと思います。