わたくし、お盆やお彼岸に、お墓や仏壇に供える花束を売るアルバイトをしたりします。

短期バイトです。

同じお店でバイトします。

そりゃもう長年。

(自分ちの実家の手伝いw)

 

そうするとですね。

 

むかしは、値段など気にせずに、自分が気に入った花束をばんばん買って行ったお客さんだったんですが。

あら?今年は値段を気にするようになりましたの?

しかも、買った品の値段を計算しながら、予算に合わせて買う量まで減らすようになりましたの?

 

という場面がちらほら。

支払いで使うお金も、1万円札ではなく、なるべくぴったり払える感じで出して下さる。

レジバイトの私にも、多少、腰が低い感じになっていたり。

 

あとから店主から聞くところによると、息子さんが離婚したとか、慰謝料をたくさん払ったとか、そんな感じだったり。

 

似たようなケースでは。

むかしは、あえて店員に「あれを1つ、これを1つ、こっちのを1つ…」というように、支持を出して、既製品でないものを作らせてご購入だったお客さん。

わざわざ店員を「使う」のがお買い物の醍醐味と言わんばかりの人で…。

この方も、合計額をあまり気にせずお買い物をしていた感じでした。

 

それが、あらまあ。

今年は、既製品の、しかも一番お安い商品をお買い求めなのですね。

どうやら、その方は事業で失敗した(というか、仕事が好調でなくなった?)らしく。

 

 

お金がたくさんあった時代にどんな人だったか、覚えている側としては、ふーん、栄枯盛衰でございますね、ってなります。

 

 

因みに。

金回りの良さ、時代の浮き沈みに関わりなく、いつもとても礼儀正しく感じよくお買い物をして下さる方々は、今年もブレないお買い物をなさり、雰囲気もいい人のままでした。

 

 

因果応報だよなぁ、とつい思ってしまうなど。

 

たくさん買うかどうかではなくて。

買うときの様子。

 

店員さんは結構見ているし、結構覚えているもんですよ、という、ね。

自戒も込めて。