ツイッター(と、今も頑なにXとは言わない派ですw)で、以前見かけて「え!」ってなった投稿、やっぱり小説というか本として出る世の中なのですねぇ、としみじみ読んだ本。

 

自虐的な話が圧倒的に多くて。

短編全部、それぞれすんげえ拗らせ方をした人が主人公で。

 

こんなことを考えながら過ごしていたら、作者、病んでしまわないのかと心配になるぐらいのくよくよ感(笑

 

共感するのも疲れるぐらいの、無駄なプライドというか、都会って大変ですね(まあ田舎は別の意味で大変ですけど)、などと思うものの、この本を読んでいるうちに、自分は幸せで良かったな、と思えてくる、そういうタイプの本かも知れません。

 

この本もまた、読後のすっきり感はいまひとつない、くよくよ後ろ向き、って感じではあるのだけれど、圧倒的な語彙・表現力が羨ましくもあり。

 

いまどきの本だな、と思いました。