ご近所の、やんちゃな人が聞いている音楽が、日本人ラッパーの曲なのですが。
1)なぜ海外(いわゆる本場)のラップでないのか。
2)なぜラップなのか。
3)なぜ駄々洩れの音量で(おそらく庭やガレージ的なところで開放的に)聞くのか。
と、考えていくうちに。
1)は、たぶん、アクセスできないんだと思うの。
海外で何が流行っているとかかっこいいとか、その辺がよく分からないという意味で。
2)は、たぶん、ラップを歌う(作る)人のやんちゃなイメージが、やんちゃな人に受けているんだと思う。
3)については、そのやんちゃなイメージを周辺にアピールすることで、俺らかっこいいだろう?!っていうことなんだと思う。
と、そこまで想像したところで。
彼らみたいな人は、音楽性がどうとか、あまり関係ないんだろうな。って思い至り。
「なんとなく」
「イメージに合う」
「アクセスしやすい」
そんな感じの音楽を聴いている。
つまり。
音楽がファッションなんだろうな。って。
で、なんだか残念な気がしてしまったのは。
ファッションセンスがいまいちな人がブランド品の服を着て満足するのに似ているというか。
自分なりの好みとか良さとか、そこがしっかりしていないと、誰かが作った「イメージ」に乗るんだろうなぁというか。
やんちゃな人が、例えば何だろう、ジェームズ・ブラウンとか聴いてたら、おっ!わかってるね!いいね!ってなるのにね。(いやこれは完全に好みの問題w
いずれ、やんちゃな人がイメージ通りの音楽を聴いているとなんか残念な感じがする、という話でした。
ラップが悪いって話ではないです、誤解なきよう。
見た目(や言動)に、あまりにも合う音楽に、むしろ違和感を感じるっていう話です。
(本当にその音楽が好きなのかな、って思っちゃう、ということで。)