わたし、たぶん最年少(と言っても48歳)なんだけど、町内会の役員をしていたりします。
もちろん、肩書的には重要ポストではない、副〇〇部長、というようなやつ。
しかも気づけば地味に今年で7年目だったりして。
役員は3年に1回の改選で今年の春が改選時期だったんですが、私は「まあいっか」と、そのまま引き受けてしまったという感じ。
で、今回の改選、重要ポストと思われるあれこれで、人が入れ替わり、おお、平均年齢がちょっと若返りましたね、になりました。
75歳の人が55歳ぐらいの人にかわるとか。
ともあれ、役員なので、「中の人」の立場なんですが。
covid-19のあれこれで、ここ3年、いろんな行事が中止になっていたのが、今年度からいよいよ少しずつ復活したりして。
でも、全部が3年前と同じく復活するわけではなく、あれこれあったイベント(特に、餅つきをしたり、豚汁を作って提供するようなやつ)を、カットするのに年配の方々も了承しながら、事前にだいぶ軽量化した町内会行事。
この点ではいわゆるコロナ禍、いい機会だったかも、と思います。
そして、中の人として町内会行事に参加すると、くだらないなーと思うこともあるにはあるけど、地域のつながりってやっぱり大事よね…と思うことの方が多かったり。
防災、防災訓練、物資備蓄。
ごみ収集所やそのマナー。
街灯や道路。
独居老人。
空き家管理。
危険個所(用水路の周辺とか)。
区内の小学校との情報交換。
新規地区民との交流(イベント開催とか)。
その辺の情報共有、管理者への連絡経路、地区会費の予算、なんてことを知ると、なんとなく払っている町内会費、結構大事ね…と思い至るわけで。
人はひとりで生きてるわけではない、って言うやつが、今となってはだいぶ希薄な地域住民とのかかわりってところでも「まだ、あるよな」と確認できたりします。
住民トラブルも事前に防ぎたいところだし。
今、PTA役員にしても町内会役員にしても、そんなダルいことやりたくない、って人ばかりだけど、ないと困るものではありますね。
無駄が多いところは削るべきではあっても、なくても良いものではないな、と町内会の会合に出るたびに思います。
地震があったりすると特に、防災については町内のひとたちとある程度のつながりがないと、いざってとき不安よな…と。
地震直撃で大変なことになっているみなさん、どうか乗り越えられますように。