田舎の町を良くしたいと思ったら、何ができるだろう、とつい考えてしまう案件が。
某SNSで、都会で勉強(と就職?)をして、数年過ごしたあと、実家がある田舎に帰ってきた、という若者(と、言っても20代後半かな?もしかしたら30代)が、その田舎の地域で「何かをしたい」と考えているっぽい。
確かに、都会から帰ってきて田舎を見たら、そりゃ活気が欲しいよね。
とはいえ、田舎で何が求められているかと言えば。
・子育てのサポートになりそうなこと
子連れで楽しめるイベント
・地域の農産物を売買できるようなこと
軽トラ市みたいなイベント
・高齢者が気晴らしできそうなこと
作品・演奏を披露できるイベント
あと、おそらく、
・教育相談的なイベント
・介護相談的なイベント
・保護猫&保護犬などの譲渡会的なイベント
・ハンドメイド作家さんたちが集うイベント
・小規模ショップ(パン、お惣菜、喫茶店)が出店するイベント
と、集客が期待できるイベントはほぼやりつくされているわけで。
若者をターゲットにしたイベントは、おそらく、お金にならない&需要がない、というので難しそうな気がしてしまいます。
例えば、モバイルあれこれ、ドローンあれこれ、プロジェクションマッピングあれこれ、を、イベントとして何かするとして、お客さんは誰が想定されるんだろう?なんて想像するに、よぼど「初心者」をターゲットにしない限り、田舎では成立しない気がしてならないわけです。
それ、オンラインイベントの方がよさそうだよね、というような。
20代が集まりそうなイベントとなると、何だろう。
彼ら、お金ないよね。無料で参加、にならないと来てくれなさそうよね。
(もちろん、食品・雑貨を「買う」となればお金を使うでしょうが、サービスに課金するイメージが持てない…)
とすると、集客したところで収益でなさそうよね、ってせつないことも想像しつつ。
田舎を「盛り上げていきましょう!」という気持ちはとてもよく分かるけど、方向性がわからないな、と思った件でした。
イベントの運営って、ボランティアでやるようなことじゃないもんね…