【  ぱーさん、無我の境地へ  】


     

       キミはその格好で

       僕の帰宅を出迎えて
     キミはそのまま僕を見つめるも
     僕はキミの思考が読めなくて
     僕は無言でカメラを構える



     




    

    キミは天に向かって視線を送るも

     僕は君の思考が読めなくて

    再びボクはキミにカメラを向ける

     キミ、今、どんな気分?

     教えてくれ、ぱーさん

   隣のうーさんは何も言ってはくれない

        僕はあと何回

 君のその姿にカメラを向ければいいんだ…!

     教えてくれ!ぱーさん!




 こうして、ウパ村初の無言の戦いが始まった。