毎年恒例、メリベル・スキークラブのシーズン戦績発表会。
観ていて楽しいのは、種目によって、選手やコーチのムードがかなり違うし
踊っちゃうコーチもいたり![]()
ただ、そういう観点で愉しんで見ている親が、さて、どれだけいるか?
そこが、ちと問題・・・。
親がそんな感じだからか、
この表彰式で壇上にあがれないことや、あがれなくなったことで、まずは親が挫折感を味わい、すると子供も「やる気」を失ったり、勝てないことへの恐怖心を抱くようになり、そして
11歳や12歳くらいにはクラブを辞めてしまう子達が、とても多い。
実にもったいないことだなぁ~・・・と、いつも思う。
まだ競技の意味を本当には解らないうちに辞めてしまうのは、とても、もったいないことでは?・・・と。
健太曰く
「10歳くらいまでは、ただ楽しいからアルペンやホッケーをやってた。面白いし、仲間とスポーツできる時間が楽しくて」
「それでイイんじゃない? 楽しい・・・が一番大事。小さい頃から勝つため!・・・なんて、ちょっと妙でもあるよね」
と、私が言うと
「うん・・・。でも、その後、「少しでも巧くなりたい」が始まる。そうすると段々、スポーツをする意味が変わってくる。本当の意味で”自分のための時間”・・・になる」
それが明確に見えてきたのが健太の場合12歳くらいだったという。
だから、それ以前に辞めてしまった仲間達は、惜しいことをしたな・・・と。
自分だって危なかった
辞めずにいてよかった![]()
そう、よく想うのだそう。
スキー大国ノルウエーでは
『6歳未満の子どもはスポーツの練習はできても、正式な競技会に出場することはできない。11歳未満の子どもが競技会に参加したときには全員に同じ賞を与えなければならない』
のだそう。
正しいかもね・・・と言ったら、我が子供達は
「でも、それだと自分が何かに秀でていることに気づけない・・・そういうリスクもあるんじゃないかな?」
と。
うむ・・・。
とはいえ小さな大会は沢山あるみたいだし、
表彰はなくても、皆、揃ってゴールさせる。そんな平等主義は、しない。
だからトップの子達は自分が速いこと、秀でていることを各自、体感&自覚できるはず。
本当はそれで充分なのかもしれない。
表彰などしなくても、その体感&自覚でトップの子達は、その後、スクスクと育っていきやすい。
問題は、まだトップになれない子達で、
子供への表彰式は、逆にそういう子達にダメージを与え、「自分はダメなんだ」という喪失感を与えるものになっていることも多いのかも。
「でも表彰式なしだと、今度は親が文句言うだろうなぁ~」
とは、カリン。
そう。そこなんだよね、問題は!
もしかしたら表彰式よりも、親達・・・なのかもしれない。
それが証拠に、こういう表彰式を観ていても、
表彰台にあがる小さな子供の親達は、
「ウチの子、強いんざぁ~ますのよ
」
の表情がありありで・・・
元々高いフランス人達の鼻が、マジで、ますます高く見える(笑)
それが15,6歳以上の子達の親達になると、かなり違う。
じっと壇上を見守っている感が強く、
また自分の子よりも、もっと上の年齢の選手達の表彰式の方に関心を寄せ、
拍手を送り続ける。
※小さい子の親達は自分の子の表彰が終わると帰ったり、世間話を始めたりしてしまう![]()
競技を続けるだけでも、どれだけ大変なことか・・・。
それを知っている表情がそこにある。
つまり、親も成長する・・・ということなんですね~。
今の若い親達と同様。
自分の子供の晴れ姿を、我が勲章・・・みたいな誇らし気な顔で見つめ、
大きな選手達の苦労なんて、ほとんど知らず、知ろうともせず・・・
表彰式の後は、コーチ陣が檀上からボンボン(飴)を撒き、
コレがあるから、チビさん達も表彰式を最後まで残って観る・・・
つまり、コレがないと、自分達の表彰式が終われば帰ってしまう。
コーチ陣の苦肉の策・・・でもあり。
そういうことなのです![]()
でも、そんなコーチ陣の苦労。気づいている親は少ないんだろうなぁ~。
いずこも同じ。
問題は親達・・・なのかもしれませんね~。
最後にコレは怪我で今シーズン参戦できなかった選手達。
彼らも表彰~![]()
挫けず、しっかりリハビリ。来シーズンは頑張れよ!と。
大きい子の親達は、コレも
「明日は我が身」・・・と想って眺めている。
ちなみに全員、アルペン選手(-_-;)
ウチも来季は怪我なく、ワンシーズン無事に競技を楽しめます様に・・・








