健太 ノーマルヒル初参戦♫ | 祐天寺りえのフレンチアルプス日常生活

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「フランスだったら産めると思った」(原書房)「食いしん坊の旅」(パラダイム出版)「フランスの田舎暮らしとおいしい子育て」(小学館)・・・以来、単行本を出せていない祐天寺りえの、フランスの山の中での、ごく普通~の日々ブログ。

バカンス最終日の日曜日。

クールシュベルで下は13歳から。上はワールドカップに行っていない選手までが集っての、ノーマルヒル全国大会フラッグ


右がラージヒル(120m級)。左がノーマルヒル(90m級)


毎年8月には夏のワールドカップも開かれ、日本の男女チームもやってきて華麗な跳びを見せてくれます。
90m級の横にあるのが60m級

これら3本の台には、このエスカルゴ(蝸牛型エレベーター)で昇ります。
「だから、脚力落ちるんだよね」・・・と健太。

25m級までの階段エッホエッホの方が、本当は好きだったらしい(笑)



ジャンプの大会観戦で楽しいのは、合い間に観られる選手達の行動。

常に、常~に、ポジション練習。

ひたむきで、本当に好きな光景

それにしても皆、細いこと細いこと目


あと、とても静か。

普段は普通か、普通以上に賑やかな若者達。

でも大会となると『禅』。

実に静か。


コーチも静か。

私が聞き耳立てても聴こえないくらいの口調で選手達と会話をしながら、

”言葉”による指導をする。


ほんの少しの踏み切りの強弱。

ほんの僅かの空中での姿勢。

そしてなにより、

ほんの微かな精神状態。


それで決まってしまうジャンプはとても繊細な競技。

怒鳴ったり喚いたり・・・では決して指導できないものなのでしょうね~。


この少年は健太と学校でもクラスメートのJonathan(ジョナタン)。

13歳にして、既に20代選手達も負かす、今、フランスでは最も期待されている最年少のツワモノ。

両親共にイギリス人。

フランスとの二重国籍なので、フランス代表選手としてだけれど、

もしかしたら次のオリンピックには行けるのではないかな?・・・と私は予想。


小さい頃に強くても、いつまで続くことやら・・・という周りの嫉妬交じりの意見も多いけれど、彼の場合、両親…特にママがいいグッド!

結果だけを見て歓んでいない。しっかり競技への姿勢から見つめているママで。だから彼は強いまま、更に成長していくと想うグー


ガンバレ~!ジョナタン。私は既に君のファンだよラブラブ


一方、こちらは今日、初めてノーマルヒルの大会に出られるようになった健太。




結果はシンガリじゃないかな?

でも、この笑顔。

以前だったら、コレはできない芸当だったチョキ

辛いですよね~。

ジャンプを始めたのが3~4年遅いからとはいえ、常にシンガリ。

それでもジャンプを「好きだから!」と続けている。


けれど未だにココまで皆と力の差があるとは知らず、今日、久々にまざまざとその現実を観た母は、

なのに毎日、ストレッチを欠かさず、食事制限もし、バカンス中でも早寝もし・・・

そんな努力を続けている息子を、あらためて見直し・・・クラッカー


帰りの車中で

「今日のジャンプ、どうだった?」

と訊いたら

「練習中に時々だせるミラクル的な跳びはできなかったけれど、でも、それでも今の実力通りのジャンプはできた。だから良かった。まだまだ直すところはたっぷりあるから、つまり、まだまだ上達できるのを感じるし」

とのこと。


人との比較をせずに、自分の力量を見つめる。

そうであらねばならないと解っていても、なかなかできないこと。


それをこの連盟入りしてからの9カ月で完全に身につけてくれたのはコーチ・ダミアン。

本当に凄い指導だ。


それはジャンプだけではなく、これからの人生全てに活かせるようになるに違いなく


ありがとう!Merci Damienクラッカー

写真: Des finales à la hauteur! 

Aujourd'hui se déroulait les finales de la Coupe de France de Saut à Ski à Courchevel. 
Des sauteurs savoyards au rendez-vous avec de nombreux podiums et de très jolies sauts.
ダミアン率いるサボア連盟チーム一同

しかし、なんでダミアン、パイロットの制服?・・・と健太に訊いたら、なんと、これ、ネクタイも背広も完全にプリント・・・長袖Tシャツに絵で描いてあるだけ。騙し絵・・・なのだそう目