フランス ハンバーガー事情 | 祐天寺りえのフレンチアルプス日常生活

祐天寺りえのフレンチアルプス日常生活

「フランスだったら産めると思った」(原書房)「食いしん坊の旅」(パラダイム出版)「フランスの田舎暮らしとおいしい子育て」(小学館)・・・以来、単行本を出せていない祐天寺りえの、フランスの山の中での、ごく普通~の日々ブログ。



行列のできないフランスで、行列を作っている大好評のハンバーガー店『ビッグ・フェルナンド』に行ってきましたハンバーガー



リヨンの街中。細~い通りにある小さ~い店


入った途端、スタッフ一同に一斉に元気な笑顔で迎え入れられ、

一瞬、

「えっ? ココ、フランス?」状態に。

カリンは

「まるで日本だぁ音譜

と想ったそう(彼女、日本のサービス大好き派・・・なものでラブラブ!


メニューはこんな感じ。

例えば、定番ビッグ・フェルナンド・セットは

特製バーガーにポテト。それで11ユーロ。

それに飲み物をつければ14ユーロ。

更にデザートもつければ16ユーロ。


たかがハンバーガーのセットに1600円以上?

そう思われるかもしれないけれど、ここのハンバーガーはちょいと違う。



パンは自家製。肉はシャロレー(いわゆる神戸牛とか米沢牛とか松坂牛)。それにフランスが誇るチーズ(トム、ラクレット、ブルーなどから選べる)。

フライドポテトも自家製。



お時間のある方はYoutubeで、その作り方をご覧ください http://www.dailymotion.com/video/xyaojj_burger-day-2-la-recette-du-big-fernand-de-big-fernand_lifestyle


スタッフとのやりとりも愉しい注文風景音譜

スタッフは皆、いかにもヤル気満々、和気藹々と働いていて

サービスはフランスとは想えないほどいいのだけれど、

明らかにマニュアルはないサービス・・・であるところは、さすがフランス。

6人のスタッフ、てんでんバラバラな笑顔。喋りと接客。

それがまた愉しい音譜


ポテトも自家製。カリカリほくほく。しかも一瞬の見た目より量が多い。

肉も焼き加減を生、レア、ミディアム、やや良く焼く、よ~く焼く・・・まで5段階チョキ


美味なパンに

分厚い肉が隠れるほど、たっぷり~のチーズチーズ


これを食べるために、カリンの外科医検診についてきたニナちん。

かぶりつき!

一番楽しかったのは、この写真2枚。

ご注目ください。手前のマダムの手元目

そう。

ハンバーガーもナイフとフォークで食べる。

まだまだ年輩には多いのです。そういうフランス人。

好きだぁ~ラブラブ なんか凄く好きだぁ~恋の矢

もともとハンバーガーはフランスにはなかった食べ物。

バンズ(パン)が違いますものね~。

フランスは固いフランスパンの国。

だから、ずっとサンドイッチの国だった。



ところが、ここ数年でハンバーガー大躍進DASH!

今では、どのレストランでもメニューに載せなければいけない一品になりつつあり、もはや、れっきとしたレストランのメニューの定番。



つまりマクドナルドなどでの『ファーストフード』ではなくなり、

ステーキ&フライドポテトと並ぶ、いや、それを上回る、れっきとしたフレンチメニューになりつつある。


理由は「美味しいから」以上に「安いから」。

ステーキ&フライドポテトが16~19ユーロするのに対し、

ハンバーガー&フライドポテトは12~16ユーロ。


でも

「だったらマクドのビックマックセット9ユーロ前後で済ませればいいじゃない?」

と想われるかもしれないけれど、そこはフランス人。

まだまだ味を問うらしい。


そして、マクドは速すぎる・・・もネック。


そう。「安い」「旨い」を望むのは日本人と同じ。

でも「速い」は、まだまだフランスでは好まれない。


ハンバーガーも、きちんと座って、ゆったり、しっかり時間をかけて味わいたい。

それが「外食」というものだから。


つまり、やっぱりファーストフードではないのですね。フランスのハンバーガーハンバーガー


スローフードが流行る前から、ずっとスローフードの国フランス。

フランス人が食事にかける時間は欧州1・・・なのだそう。


年々、短くなってきているとはいえ、それでもまだ昼食にかける時間は40分から1時間40分。

小学校の給食も最低45分かけて食べさせることが義務付けられていて時計


そんな風に育つからか、昼食を抜かす人は、まだまだごく僅か・・・だそう(まぁ、朝食を食べない人が多いから・・・というのもあるのですがにひひ


この食文化はまだまだ続いてくれるといいなぁ~ラブラブ