健太のBrico(ブリコ。大工仕事) | 祐天寺りえのフレンチアルプス日常生活

祐天寺りえのフレンチアルプス日常生活

「フランスだったら産めると思った」(原書房)「食いしん坊の旅」(パラダイム出版)「フランスの田舎暮らしとおいしい子育て」(小学館)・・・以来、単行本を出せていない祐天寺りえの、フランスの山の中での、ごく普通~の日々ブログ。

秋休みも、いよいよ今日が最終日。

去年までは10日間だった秋休みが、今年は「ゆとり教育」の一環? 2週間に延長された。


国民の意見は賛否両論いろいろで、
「2週間は長すぎる!」

という意見もかなり多い。


特にフランスは、小学生以下の子供のいる母親の8割以上が有職者だ。

私のように学校勤務の者以外は、当然のことながら2週間も休暇をとるわけにはいかない。

となれば、どうするか。

何日か祖父母など親戚や知人に子供を預ける。

もしくは、そういう親の子供たち対象のコロニー・バカンス(合宿)に行かせる。

またはシッターを雇う。


いずれにしろ物入りだ。

10日ですら、その手配やヤリクリが大変だったのに、2週間に延びたら、ますます苦労も延長される。

だから「反対!」

そういう意見をよく耳にする。


一方、我が住まいであるメリベルの村民達は多くが延長を歓迎している。


というのも、村民の大半は冬の間スキービジネスの従事者。

つまり12月あたまから4月末までが一年でもっとも忙しい時期。

普段は専業主婦という人達でさえ、冬の間はコンドミニアムや貸別荘の掃除アルバイトなどを引き受けて、かなり忙しく働いている。

しかもスキー教師やパトロール、リフト会社勤務の人達などは5カ月間、ずっと外での仕事。

それも極寒の中。去年は12月末から3月初頭まで、連日マイナス20度以下の日が続いたほどだ。


そんなわけで、シーズン・イン前のこの秋休みは、メリベル人にとってはとても大事。

ここで英気を養っておかないと春までもたない。

助走前の大切な充電時期でもある。

だから10日間だったのが2週間になり、メリベル人の多くは手を叩いて喜んだ。

もちろん我が家も。

そして10日間と2週間では、ゆったり度が驚くほど違うことを実感した。


去年までは合宿から戻った3人を連れて、残り3日だけ南仏の海に行ったりして、アタフタとゆったり(?)即席のノンビリ(?)・・・・を満喫していた。

それに比べて、今年は最初の1週間が合宿でも、まだ丸々1週間バカンスが残っている。


でも今年は冬に備えて、ここはもう「とことんノンビリ!」旅行はせずに家でマッタリ~♪・・・のバカンスにすることにした。

1日リヨン。もう1日グルノーブルに行ったりもしたけれど、

それでも基本は「家でマッタり~♪」

そのせいもあるのだろう。本当にゆったりできた。


健太など、リヨンには同行したけれどグルノーブル行きはパス。

1人居残り、近所の友人たちと1日中サッカーをして過ごし、ますますノビノビ感を高めたらしい。


奴もこの秋休みが終わると、もう後は春まで全くフリータイムがない日々となる。

近所の友人達と遊ぶのも春までお預け。

9月の新学年からもジャンプトレーニングと学校で手一杯。ずっと遊べていなかった。

だから今週は久々にとことん遊べて、かなり全身リラックス・モード。

男児はやっぱり仲間と遊び戯れるのが、なによりの充電や疲労回復になるのでしょうね~。



さて、その健太。

この休みを利用して、自室をちょっと模様替えをすることにした。


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ココがずっと奴の悩みの種だったらしい。

予算の関係上、家具を買わずブロックに板を張った即席収納で済ませてきた。

でもこのバカンスは旅行に行かないし・・・と、収納家具を買うことにした。

いそいそ、ルンルンと女3人はグルノーブルのIKEA(イケア)へ・・・(当の健太は「お任せしま~す!」とサッカー三昧・・・いずこも同じ。男子はショッピングが苦手なようで(笑))。


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タイミングよく、昨日は1日雨の大工日和。

健太、黙々(・・・ではない。喋りながら)作業。


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同じものを3つ作って・・・


そして
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できたぁ~!!

うん。これなら整理しやすそう・・・・と、ニンマリ。



健太は整理整頓派。

これは性分ではなく、ジャンプ教育のお陰らしい。


ジャンプのコーチがとてもきちんとした人で、でも嫌な感じの潔癖症ではない。

コーチとして整理整頓力も必要な素養・・・そう感じさせる範囲での綺麗好き。

そのコーチを尊敬しているから、というのもあるのだろう。

健太もジャンプを始めてから、片づけを几帳面にするようになった。

う~ん、これこそ「教育」だあなぁ~と、よく思う。

まさに「スポーツは人生の学校」だなぁ~・・・・とも。


このコーチに限らず、アルペンやクロカン、テレマークのコーチも、見ていると、信頼性の高いコーチ達は皆、整理整頓力に優れている傾向が強い。

私生活ではどうだか解らない。

でも、ことスキー道具に関しては、皆、かなり几帳面だ。


コーチになる人達は、それなりの競技人生を歩んできた人揃い。

遠征や合宿も多かっただろうし、1つなくせば命取り!も身をもって覚えてきた人達でもあるのだろう。

しかもコーチになると子供たち全ての道具を把握。管理。

その量も細かさたるや私など途方に暮れる多さだ。

凄い能力だなぁ~と、いつも感心するのだけれど、健太もそこに奴なりに感銘したのかもしれない。

ジャンプチームの子供たち皆がコーチを見習って整理整頓力を身につけるわけではない。

むしろ、健太の年代では今のところ健太だけかな?

親に似て、やっぱり、どこか視点が脇道に逸れているのかも(笑)。

ま、いいよね。親としては「片付けなさい!」と言わずに済んで有難いことだし。


そういえば以前、青森の馬門クロカンコーチ”ぶっちさん”のブログでも

「やっぱりぃ~!」

と感心したことがあった。

ワックス類の整理整頓が素晴らしい~。

http://ameblo.jp/42486666/entry-11384224632.html  


整理整頓能力はイイ男になるための素養でもあるのかも。

そう考えたら、健太、君は悪くない部分に足を踏み入れたぞ。

そのまま行くのだ。頑張れ、健太!



こちらフランスはまだ朝の5時半。

秋休み最終日。

私も明日からの1学期後半突入を前に、今日はちと整理整頓しなくては・・・。

整理整頓能力はイイ女であるための素養?・・・いえいえ、女は雑把くらいがキリキリしてなくていいのです♪