travail 3 トラバイユ(仕事)3 | 祐天寺りえのフレンチアルプス日常生活

祐天寺りえのフレンチアルプス日常生活

「フランスだったら産めると思った」(原書房)「食いしん坊の旅」(パラダイム出版)「フランスの田舎暮らしとおいしい子育て」(小学館)・・・以来、単行本を出せていない祐天寺りえの、フランスの山の中での、ごく普通~の日々ブログ。

給食の続き、メイン料理に行く前に前回写真を載せ忘れた、コレも日本から見たら珍しいかもしれない前菜メニュー。



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アーティチョーク。


この葉を1枚ずつはがしては、その付け根をビネガーソースにつけ、歯で削って食べる(こんな説明で解るものなのか?一度やってみるとよく解るのですが)。

全部の葉を食べ終わると、最後に芯の部分が出てきて、そこは肉厚。

味は日本のユリネにちょっと似ているかな。

その昔、カトリーヌ・メディチの大好物でお腹を壊すほど食べたと言われている料理。

イタリアやスペインでもよく食べる。




さてメイン料理です。


メインは主に「肉料理に温野菜の付け合せ」や「魚料理にライスやパスタ」が基本。

でも土地柄(山なので)やっぱり肉料理が圧倒的に多いかな? 魚料理は週に1度くらいの割合。


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ウサギの白ワイン煮こみ&ポレンタ(トウモロコシ粉のピュレ(フレンチ&イタリアアルプスの郷土料理)











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鶏のグリル&ブロッコリ&ポテトのソテー













祐天寺りえのフレンチアルプス日常生活 クスクス。

元々はアフリカ料理。でも今ではフランスの家庭でもよく登場し「会社員が好きなランチメニュー」のベスト3にも入る人気メニュー。

人参やズッキーニ、玉葱、セロリ、カブなど様々な野菜と肉(鶏肉や羊、ソーセージなど)をスパイスと一緒に煮込んだスープを挽き割麦に絡めながら食べる。

栄養バランスもよく消化にも良い好メニュー。






祐天寺りえのフレンチアルプス日常生活 これも「フランスならでは」のメニューかも。

ムール&フリット。

ムール貝の白ワイン煮にはフランスではほとんどもれなくフライドポテトがついてくる(元々はベルギー料理でもあるらしい)。

汁にフライドポテトを浸しながら食べるのが、最初私にはど~も違和感。

やっぱりフライドポテトはカリカリ&ホクホクじゃなきゃ!と。

でも慣れとは恐ろしいもの。

今では平気で食べられるようになってしまった。



                             
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アーティチョークにしても、このムール貝にしても、どうもフランス人は面倒臭い手作業をしながらの食べ物を好む気がする。

日本人にとっての蟹みたいなもので、あーだこーだ喋りながら手も絶えず動かしパクパク、そしてまた あーだこーだ。

蟹料理も食べさせたらフランス人ハマるのかも?


他に定番メイン料理といえば、ハンバーグ&フライドポテト。ラクレット(ジャガイモに焼きチーズをのせたアルプス料理)、ジャガイモのグラタン、パエリア、スパゲッティ・ミートソース、舌平目のムニエル&ライス・・・etc


前菜とメイン料理は何度でもお代わりができる。

つまり私ともう1人のスタッフで何度も8テーブルを周っては欲しい子にお代わりの給仕をする。

子供は終始座ったまま。

なんて贅沢な・・・という感じもするけれど、同時に食事の間、じっと動かずしっかり食べる・・・という大切な「食育」でもある。

外食の際にもマクドナルドなどファーストフードを利用する家庭が増えている昨今のフランス家庭。

家での「食育」・・・すなわち食事中の躾がなかなか行き届かなくなってきてもいるらしく、だからなのか、このメリベル村の学校給食でも、ちゃんと落ち着いて食べられない子が結構いる。

それを「ビシバシ!」教育ママゴンでもある祐天寺は結構念入りに躾けている(そういうことには燃えるんです。子供と犬の調教だけは結構得意分野だし♪)。



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デザートの前にチーズ。

毎日ではないけれど(デザートがヨーグルトなどの乳製品の場合はチーズはなし)、週に1度か2度は必ずチーズが出る。これもフランスならでは?

チーズの種類もその日によって様々。

カマンベール、ブリー、山羊、クリームチーズ、硬質熟成チーズ、青かび・・・など。









そしてデザート。


定番は市販のヨーグルトやムース・オ・ショコラ(チョコレートのムース)、季節の果物(桃やリンゴ、ぶどうや梨など)、バナナ、アイスクリームなど




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ここまでで、いつも午後1時を過ぎている。

つまり給食時間は1時間以上(法令では最低45分かけることが定められている)。

カロリー計算などは、まだメリベル村の給食作りではされていない(パリなど大都会の一部の学校では肥満対策のために始まっているらしい)。


スタッフも同じものを食べられる?

ハイ。食べています。

給仕の合い間に子供達のテーブルに入り込んで、子供達とお喋りしながら。

つい話が盛り上り煩くなってしまい、チーフの男性が「コラ~!」と叱りに来たら、私もいて一緒に怒られたりも・・・トホホ・・・。


さて食事が終わったら再び校庭へ。

腹ごなしに思いっ切り遊ぶ子供達を再び監視する仕事。

そして午後1時30分。午後の勤務が始まる教師達とバトンタッチ。

ここで一旦、私の仕事は終了。夕方16時15分からのスクールバス添乗とその後の教室掃除までフリータイム(ブログ「travail トラバイユ(仕事)」をご参照ください)。

私も子供達同様、腹ごなし。森ジョギング10kmに出かける。


でも2人のスタッフは残って清掃。

16時までキッチンと食堂、食堂用トイレをピカピカに磨き上げる。

日本の給食ほどには衛生管理に厳しくないけれど、でも掃除については念入りだしコマメ。

綺麗好きな国フランスでもあります。



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