お父さんと娘が大阪にいきました。

1型糖尿病根治に向けたシンポジウム

に出席する為です。


娘が、このシンポジウムをネットで

見つけて来て「行きたい」と言うので


お父さんと2人で大阪まで飛行機で

行って来ました。




誰でも出席出来て

色々質問もでき、とても良い

シンポジウムだったみたいです。



以前、癌を罹患されている方が

入院されている病院に行った事があります。


沢山の患者さんの中に

髪の毛がない、パジャマ姿の子供が

いました。沢山の荷物を持って

両脇には両親らしき人が座っていました。


その後トイレに行こうと思って

立ち上がると、私の後ろを


片方の膝から下のない中学生位の

男の子が松葉杖をつきながら片足で

母親と一緒に歩いていました。



それを見て、可哀想に

ご両親もさぞかしお辛いだろうな…。


と、思いましたが小児癌の為に

募金しようとか、シンポジウムに参加

しようなどと言う気持ちには

なりませんでした。


それは、やはり我が子に起こった

事ではないし、人事なんですね。

日にちが経つと、忙しさに紛れて

その記憶も薄い物となって来ました。






病気に罹患した本人や家族が

積極的に動かないと


いつまでも1型糖尿病で苦しむ

人が減りません。


署名でも募金でも

自分が出来ることを無理のない範囲で

やっていけば、1型糖尿病の治療の

未来が少しでも開けると思います。


日本の何十倍もの1型糖尿病の患者

がいる欧米では、1型糖尿病を発症した

家族、兄弟の抗体を調べて


抗体を持っている兄弟に薬を

投与して、発症を遅らすという

治療をすでにしているみたいです。


一度発症してしまうと

完治は難しい1型糖尿病。



抗体を調べて抗体を持っている

家族に薬を投与し発症を遅らせる。



治療が難しいのなら

予防する。


日本では1型糖尿病の患者が少ないので

まだまだ難しいみたいですね。


政治の力も必要となって来ます。