当事者会レポートの注意点を一読してから読んでください。よろしくお願いします。

 

どうもこんにちは、自助会芸人目指してます。求職してるので仕事くださいお兄さんです。

 

というのは置いておいて今回は都内某所で開かれたNPOから派生したメンタルヘルスに関するオフ会?のようなものに参加してきました。

これは双極性障害のみを対象にしたものではなく、気分障害(うつ病や双極性障害)、強迫性障害、統合失調症、発達障害等のメンタルヘルスを抱える人を対象にしたもの。

双極以外の人の目線を学べるし、共通した悩みのある。というか知り合いはいくらいてもいい!(変な人は除く)

ということで猛暑の中、いってまいりました。

 

会場は駅から徒歩5分程度の民間の小さいスタジオのようなところ。小さな勉強会とかやるようなフリースペース。

時間ぎりぎりになったうえに道に迷って遅刻。まいった(白目

自己紹介聞けず少しミスったと反省。

 

参加人数は10人弱、ほぼ男性でした。年齢層は20~50あたりでした。自分より明らかに若い人いてビビる。双極だとあまりないのだけど。

 

流れは自己紹介→テーマトーク→二次会、みたいな感じ。テーマは自己紹介でピックアップ。あと新しく来た人からトピック出してもらう感じ。ちなみに3人くらいが新規だったみたい。

 

テーマは以下のとおり

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TOPIC

  1. 社会的入院、措置入院に関して
  2. 暇な時の過ごし方
  3. 不安の解消方法

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1)社会的入院、措置入院に関して

理不尽な措置入院などに対する話が出た。遅刻してきたので途中からになってしまった。

  • 措置入院は他害、自害等のリスクがあるため行政命令で入院させられること。
  • 本来は次の準備のための入院であるべき。
  • 長期入院させるより、地域へ解放した方が(財政的に)良いのではないか。
俺からのひとこと

双極性障害だと措置入院などを経験したことがある人も少なからずいる。聞いた話にはなるが、拘束されたりするような人もいるらしい。それを非人道的と受け取るのは容易ではあるが、結果的にそれがその人のためになる可能性もあるのが難しいところだ。

躁状態でめちゃくちゃに暴れるよりも無理やりにしばりつけて入院させた方が良い、というのが俺の持論だ。しかし、そうなると周囲に恨みを持つ可能性もあるのが難しいところ。ここは意見が分かれるだろう。答えは出ない。

 

また長期入院で人生をずっと病院で過ごすのはしんどいだろう。将来を考えたら少しずつ外で生活できるようにしていくのが医療のあるべき姿だといえる。入院生活が楽しい人は少数派のはず、違うかな?

患者本人からしても国からしても、最後は日常生活を送れる状態になるのがベターだと俺は考える。ただ簡単にその状態になるのか?というところは疑問であり、見切り発車で外に送り出すのは反対だ。

 

要約。措置入院は非人道的行為にみえるが本人にとってその方が良い可能性もある。その点を含めても非人道的なことは良くない、のはわかるが…一時の入院があったとしてもそれが将来のためになるなら、それはその人のためになるのではないか。総合的にその人のためになる判断を下せれば理想なのかもしれない。

 

 

※2017/7/25追記 毎日新聞

 日本で措置入院中に身体拘束を受けたことが原因で死亡したとして、ニュージーランド人男性の遺族が19日、東京都内で記者会見し「日本は患者の人権を著しく侵害している」と訴えた。支援者らと「精神科医療の身体拘束を考える会」を作り、今後、同様の事例を調べたり署名を集めたりし、安易な身体拘束をしないよう制度改正を呼び掛けていく。

 死亡したのは、国際交流事業で英語教員をしていたケリー・サベジさん(27)。2015年に来日した。同会によると、精神疾患に伴う行動でけがをする恐れなどがあるとして4月末に神奈川県内の精神科病院に措置入院し、直後からベッドに拘束された。10日後に心肺が停止し、その後に死亡した。長時間体を動かせない場合に起きるエコノミークラス症候群(深部静脈血栓症)による肺塞栓(そくせん)を起こしていた可能性があるという。

 精神保健福祉法では、精神科の患者の拘束や隔離が限定的に認められているが、近年は多用される傾向にある。厚生労働省の2014年6月の調査で、身体拘束されていた患者は1万682人に上り、10年前から倍増した。

 「考える会」の呼びかけ人代表の長谷川利夫・杏林大教授の調査によると、先進諸国の患者1人当たりの平均拘束時間は数時間~数十時間だが、国内は平均96日間に達するという。

 来日した母マーサさん(60)は「息子は日本が好きで生活を楽しんでいた。動けないまま亡くなり、本当に悲しい最期だった。身体拘束をなくしてほしい」と話した。【山田泰蔵】

長時間体を動かせない場合に起きるエコノミークラス症候群に

ついてはたびたび報道にも出ているので認知度は高いと思う。この対策がなされないまま長時間の身体拘束を行ったのは病院側のミスと言わざるを得ない。早期の対策を願う。

 

※2017/7/25、以上追記

 

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2)暇な時の過ごし方

暇なときは何をしているか?余暇の時間は何をしているか?

  • ゆっくりする、何かに没頭する
  • 鏡で自分の顔を見る(自分の表情を見ることで、状態が把握できる。顔色が良い、悪いなど)
  • 読書
  • 運動
  • サウナ、銭湯
  • アニメを見る、ブログを書く、ツイッターを見る
  • 居場所探しをして引きこもりすぎないようにする
  • ソシャゲ、ゲーム
  • 美術館
俺からのひとこと
オススメは運動である。鬱になったりすると体力が低下する。これから日常生活を送る上で体は資本である。特に体力は重要。
引きこもりの経験からも言わせてもらうと、いざ復活して何かやろうとしても体力がネックとなることが多い。しかも運動は気持ちが前向きになるし、程よい疲労で睡眠もとりやすくなる。
いいことしかない、問題は続けるのが難しいところ。うまくモチベとなる目標などを見つけられるとよいかも。俺はジムにいる綺麗な女性を見るために日夜筋トレに励んでいる。しかしだいたいはナイスミドルやナイスシニアである、悲しい。
 
なるほどと思ったのは、鏡で自分の顔を見るというアイデアこれをすることで、状態が把握できる。例えば顔色が良い→状態が良い、顔色が悪い→状態が悪い、など。この視点は今までなかったので参考にしたい。

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3)不安の解消方法

やはり不安定な生活をしていると不安に思う。しかも歳をとると、親の介護等の避けられない不安が生まれる。これをどのように解消すればよいか?

  • ツイッターやネットの掲示板で吐き出す
  • 他者のことは気にしすぎない
  • 役所等へ相談する、一人で抱え込みすぎない
  • アドバイスを受け取りすぎない→逆に混乱してしまうかもしれない
俺からのひとこと
俺も不安だらけである。将来が不安。いい年で無職で不安。いい年で独身だと周りからのプレッシャーがすごそうだし不安、不安だらけだ。
一般論にはなるが、不安がなくなることはない。
しかしある程度は減らせる。人間、知らないことは不安に思う。まずは知ること、知識を蓄えることだ。
介護に関して言うならば詳しい人に聞く、役所などでネットワークを作っておくのも一つの手。
 
毎日何もせず過ごしているだけでは不安はなくならない。
しかし、なにかしても不安がゼロになるわけではない。
逆に不安があるのがふつうであると思うことが大事かもしれない。
 
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今回はこんなテーマを話し合った。
そのあとはカフェで二次会。先ほどは話せなかった病気に関する悩みはもちろん、かるーい雑談も出来て話かった。
やっぱり二次会は良い。
 
時間かけてきたけどそこそこ楽しかったです。満足。同病者以外がいる集まりも悪くはないっすね、共通事項は多いし。
また予定があったら行こうかな。以上!
 

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