私がママ会デビューしたのは、春から6年生になる息子が1歳の頃でした。

 

今から10年以上前。

まだ、「ママ会」という言葉はありませんでした。

 

その頃はSNSといえばmixi全盛期。

mixiではたくさんのグループが盛り上がっていて、育児系では「○○年生まれ△△ママの会」といった地域と年齢を限定したグループがあり、時折そのグループのメンバーがリアルの場で集まる会が行われていたのです。

 

「オフ会」と呼ばれるその会に、ドキドキしながら私は参加しました。

 

 

会場は子育て支援施設のキッズスペース。

集まっていたのは...20名くらいのママとその子どもたち。

 

当時の私は、出産するまで子どもがいる友達も身近にいなかったので、ママになったらママ友ができる。ママ友がたくさんできる。できて当たり前。

 

なんの根拠もなく、1年生になったら友達100人できるかな♪の歌のような感覚でそう思っていました。何の疑問も持っていませんでした。

 

しかし、このオフ会に参加した時に、ようやく気付いたのです。

 

 

私...人見知りだし、大人数が得意じゃなかった。

 

 

お恥ずかしい話ですが、私はママになったことに浮かれていて、自分のコミュニケーション能力のキャパシティをすっかり忘れていたのです。

 

前職は人数の多い職場だったので、昼休みは休憩室にたくさんの人!

一人で静かに食事はできません。

それが苦手でわざわざ外食しに行ってたこともありました。

 

若かりし頃は”合コン”に参加したこともあったけど、会話を合わせるのが困難で、1度も心から楽しんだ記憶はありません。

 

そんな自分を1ミリも思い出すことなくオフ会に浮かれて参加したのでした。

 

 

初めて出会ったママとこういった場で話すとき、まずは自己紹介からだと思うんですが...子どもの月齢、住んでる地域、この2つを伝えると私の話はおしまいです。

 

そこから先のカードを持ってないのです。

 

「何ヶ月ですか?」「今日はどちらから来られました?」

 

......以上!!

 

というわけで私のママ会デビューは不完全燃焼。

誰とも特に連絡先を交換することもなく、マイミク申請してもらえることもなく、何も始まらないままに静かに終わったのでした。

 

 

現在、38歳の私はいい意味でおばちゃんになれたので、もっと会話の引き出しも当時よりあるし、気が合いそうな人を見つけることも、その場だけでも楽しめる会話を交わして盛り上げる自信もありますが、20代の私には全くなすすべなく、ただただ時間が過ぎるのを待つ時間でした。

 

 

アラフォーになった私は、毎月おひるねアート撮影会や写真教室を開催し、初めましての方とも楽しい時間を過ごしていて、あの日の私が知ったらびっくりするであろう日々を送っています。

 

でも、おひるねアート撮影会や写真教室だったら、当時の私が参加しても楽しめただろうなとも思っています。

 

それは月齢以外の次のカードがなくても楽しめる時間だから。

 

 

おひるねアート撮影会はママが我が子をかわいく撮影することをひたすら楽しむ時間です。その目標のために集まった参加者の皆さんは同志なのです。

 

 

「かわい〜!!」

 

 

この一言で会話が成立しちゃいます。

 

 

また、複数の参加者はいますが、多くて大人は6名程度なので多すぎないこと。そして少なすぎないこと。(ご予約が少なくて少ない...という日もありますが)

 

 

 

 

写真教室も、対象を初心者の女性に限定しているので、同じようなところで悩んでいる方が多く、共感するポイントも多いように感じます。

 

 

そんなわけでたまには宣伝じゃないブログをと思いつつ、最後は宣伝になっちゃいますが。大人数のママ会は緊張するけど、ちょっと誰かと話してみたい!同じ時間を共有して楽しみたい!!というママは、おひるねアート撮影会に足を運んでいただきたいのです。

 

 

わが家は子どもたちはすでに小学生で今はたくさん会話もできますが、まだ話せない幼児や赤ちゃんだった時代は大人と会話をすることでちょっと心が軽くなった日もありました。(たとえそれがレジの店員さんとの決まりきった会話だったとしても)

 

 

 

あの日の気まずい経験があったからこそ、人見知りな私でも楽しめるような場を作りたい。ママたちが、ちょっと楽しいひと時を過ごしてもらえたらいいな。そう思って活動しています。

 

 

 

当時の私と息子...

ベビーカーはマクラーレンが人気でしたよ。

 

 

 

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