こんにちは!

50代の女性の生き方を発信している
山口朋子です

毎週2〜3冊の本を読んでいる私が、
最近読んでイチオシだった本を
ご紹介します。

尾藤克之さんの2年ぶり、
22冊目のご著書
『情報発信のプロがやっている
読書を自分の武器にする技術』
 

 

 

なんかめっちゃ攻めたタイトルですよね。
"読書を自分の武器にする"
ってどんなことなのでしょうか?

著者の尾藤さんは、
オピニオンサイト「アゴラ」の記者として
影響力のあるコラムニストでもあります。

私も自分の本を尾藤さんに紹介していただき、
Yahoo!ニュースに掲載されたことがあります。

Yahoo!ニュースに掲載されると
あっという間にAmazonの順位が上がり、
在庫切れを起こしたこともありました。

そんな情報発信のプロの尾藤さんは、
年間かなりの本を読まれています。

彼がどんなふうに読書を自分の武器に
していったのか、気になって本書を
手に取りました。

尾藤さんは、
"楽しまなくては意味がない"と
書かれていますが、私も同感です。

どんな時間も自分の貴重な人生の一部を
使うわけで、読書も楽しんだ方がいいに
決まっています。

それでも、読んでいない本がたまって
積読状態に苦痛を感じる人も多いはず。

本は隅から隅まで読むことが目的ではなく、
その本から大事なテーマを見つけ出し、
自分の人生に役立てられればOKです。

そして読むだけではすぐ忘れてしまうのが人間。

記憶に定着させるためには

アウトプットが最高なんですね。

なので私もこうして本の感想を
ブログに書いているわけです。

尾藤さんなりの効率読書法が斬新で、
本を読みながら、どんどん本に書き込みを
するそうです。

1回目は黒、2回目は赤とペンの色も
使い分けて、自分にとって大切な部分が

わかるようにサクサク読んでいくそう。

そして抜き出したところを、SNSやブログで
アウトプットするというスタイル。

本書の38ページに実際に尾藤さんが
書き込んだ本の写真が載っていますが、

正直、解読不能です🤭

でも、本人さえ分かればいいのです。
尾藤さんは漢字も使わないそうです。

そして「はじめに」「おわりに」「第1章」
を読めば、7割は把握できるから
そこで面白いかどうかを判断すれば良いそう。

なるほど。これだけなら
15分くらいあれば読めそうですよね。

面白いのが、本は上部1/3だけ読めば
内容を理解できる、という点です。

確かに1/3しか読まなくていいのであれば
読書スピードも1/3になります。

試しに下を隠して、上部1/3だけ
パラパラと本を読んでみたら
確かに内容はしっかり伝わりました!

こんな面白い読み方をするのも
効率読書の楽しみ方ですね。

そして、私がいちばんヒットした言葉が
"本を読むときは著者になる"というもの。

へ?という感じですよね。

著者になりきって本を読むということですが、
妄想力を駆使して、この本が言いたいことは
これだ!と見つけていく過程は
とてもワクワクするものです。

正解、不正解はなく、
自分が要点はこれだ!と思えばOKなのです。

本書でいえば「本は楽しんだもの勝ち!」
と著者になりきったMOMOは思います。

どんなふうに読んでもいい。
自分の人生に本を活かせ!
と私なら言いたいです。
(きっと尾藤さんもそういう思いでしょう)

ここまで来ると、著者と対話できているので
記憶にも残りやすいのです。

脳のいろんなところを刺激しているので。

本書は、ビジネス書ですが、
「おわりに」を読むと感動しますよ。
その情景が目に浮かびます。

こうやって人の感情を動かす書き方ができる
尾藤さんの本が人を惹きつけるのも納得です。

読書が好きな人はさらに本が身近に、
読書が苦手な人には、新しい視点がもらえる、
そんなおすすめ本ですので
ぜひ手に取ってみてくださいね。