こんにちは!

50代の女性の生き方を発信している
山口朋子です

 

たくさんのアドラー心理学の本を書かれている

岩井 俊憲 先生が、本気を出したようです。
 

フロイト・ユングと並ぶ心理学三大巨頭の一人
であるアルフレッド・アドラーの名言を
わかりやすく分類し、超訳してまとめた一冊
超訳 アドラーの言葉』。

 

 

 

まず、「はじめに」が骨太で、
これだけでもアドラー心理学の主要な部分が
網羅されており、読み応えがあります。
 

さすがアドラー関係の本を67冊も書かれている
岩井先生だけのことはあります。
 

アドラーの本はたくさん出版されていますが、
本書は作者の主観でアドラー本人の意図を歪ませずに
そのまま伝えようという思いが伝わってきます。
 

つまり、アドラーの言葉だけを抜き出し、
でも現代風に超訳されているので、
読みやすいのに本質な部分だけが
真っ直ぐに伝わるように作られているのです。

 

秀逸なのが、168もの言葉を、


「働く」

「人間関係」

「愛・パートナーシップ」

「教育」

「勇気」

「性格」

「人間とは何か」

「劣等感」

「共同体感覚」

「実践」

 

の10のパートに分類分けされていること。

 

何かに悩んだら、そのパートのページを開けば、

まるでアドラーと対話しているかのように、

悩みについてのアドバイスがもらえる

というしかけなのです。

 

持ち歩きしやすい文庫本サイズなので、

常に机の上でベッドサイドに置いておき、

1ページずつ読むのもすごくお勧め。

 

アドラーの言葉は、短くても本質的で

胸に響くものが多いので、

その日のテーマをこの本を開いて

1日を過ごすのもいいですね。

大切な人への贈り物にもぴったりです。



マットで上品な装丁も私好み。
彩塾での読書会で、みんなで感想シェア会を
やろうかなーと思いますおねがい