こんにちは!

50代の女性の生き方を発信している
山口朋子です
 

なごみゆかりさんの初出版の本を読んで、
私、感動して泣いちゃいました。


 

なぜかというと、この本は
「私立小学校を受験しようと思ったら読む本」
なんですが、そこに書かれていることが、
子育ての核になることばかりだから。
 

私立小学校を受験するということは、
子どもは5歳か6歳なわけです。
 

学力というよりも、日常の在り方も
試験では見られるわけですよね。
 

たとえば、ある方がバスに乗っている時に、
小学校低学年の女の子が吐きそうになったのを見て、
4〜5年生くらいの女の子が、
とっさに自分の制帽を差し出して、
その中に吐瀉物を受け止めたそうなんです。
 

それを見た方が、
「こんなお子さんがいる学校に
自分の子どもを通わせたい」
と話されたのだとか。
 

この高学年の女の子のような対応、
とっさには大人の私でもできないと思います。
 

でも、私立小学校を受験するということは、
家庭での日頃の親の在り方、考え方が
大切ということなんですよね。
 

お子さんが、人のことを考えられる優しさや、
その場を明るくするユーモアや、
素直さ、アドリブ力(柔軟性)を身につけるのは、
試験前に一夜漬けではもちろん身につきません。
 

進んで挨拶できる子は、親がそのような姿勢を
日頃から見せているからこそできるもの。
 

勉強や運動ができるだけでなく、
私学は「進んで人を助ける子ども」を求めています。
 

困っている人を見たら、
自分にできることはないだろうかと考えて
すぐに行動できる子どもに育てるために、
親ができることが、この本には書かれているのです。
 

その1つ1つに感動して、私は泣いてしまったのです。
 

子どもの幸せを願わない親はいないと思います。
 

私学に受かる子って結局は、
人間力のある子なので、
親の人間力も求められます。
 

私はダメダメ母なので、
そもそも私立の小学校を受験させようなんて
思ったこともありませんでしたが、
17年前にこの本を読んでいたら、
もっと母親としてマシな声がけが
できたなあって思いました。
 

本書には家庭でできることとして
たくさんのことが書かれていますが、
「ごみが落ちていたら拾う」とか
「ものの受け渡しは両手でする」とか
「ものを拾う時は膝を折って拾う」とか、
これ、できてない大人も多いですよね。
私を含めて💦
 

でも、そんな大人を見て、
子どもたちは社会のことを知っていくわけですよ。
 

あなたの振る舞いが、子どもたちの常識、
当たり前になるということ。
 

ね?この本が今すぐ読みたくなりますよね。
 

子どもたちの明るい未来のために、
(受験を考えていなくても)
親として日頃から何を気を付けていればいいかが
わかる本なのです。
 

そしてこの本を読んだご両親に育てられた
お子さんは、人に対しても優しい気持ちや
ユーモアを持ったコミュニケーションができ、
自己肯定感を持って、自信を持って
人生を歩いていけると思います。
 

それこそが、親が子どもに与えられる最高のギフト
なんです。
 

0〜6歳のお子さんのいるお母さん、お父さんは、
この本を読んで実践することで、
自分もお子さんも人間力が上がると思います。
 

なんならお父さんは会社での人気や年収も
上がるかもしれません。
 

なごみゆかりさんは、たくさんの子どもたちや
親御さんを見てきた元小学校の先生ですが、
人間観察力もハンパないのです。
 

先生たちがどこを見ているのかが書かれているので、
私たちがなかなか知り得ない情報も
たくさん書かれていますよ。
 

素敵なメッセージとして
「子どもとともに親も挑戦しよう。親も変わろう」
と書かれています。
 

「親は子どもの鏡」なので、
「言うこと」ではなく「すること」から
変えていこうという話です。
 

親も成長し、何かに挑戦する姿を
子どもにも見せようよというメッセージ、
とてもいいなと思いました。
 

私は今0歳の孫がいますが、
孫に対しての声がけの参考にもなります。
 

なごみさんの声がけ例がどれも愛とユーモアがあって、
大好きです。
やっぱり彼女はすごい!!



本の内容がためになりすぎて、
ページを折っていたら大量のドッグイヤーが(笑)
 

「私立小学校の受験の本だから関係ないわ」
ではなく、お子さんと自分の将来のために、
ぜひ読んでみてください。
とても良い本です^^

 

 

なごみさん、素晴らしい本のご出版、
本当におめでとうございます!!