こんにちは!

50代の女性の生き方を発信している
山口朋子です

私の仕事机は、以前のオフィスで使っていた
4人がけのテーブルなのでけっこう大きいです。
 
テーブルの上はスッキリさせておくのが好きです。
テーブルの上は、頭の中と同じだから。

そこに必ず置いてあるものがあります。
1冊のノートとペンです。
 
何かアイデアを思いつたら、ささっと
書けるようにしています。

好きなノートは、SeriaのB5サイズの方眼ノート

小さめのバッグに入るし、
シンプルな表紙がかわいいので
まとめ買いしています。

 
100均とは思えない素敵なノートですよ。

 
(Seriaにあるけど、結構品薄だし、
私は大量に使うので、いつもまとめ買いしています)
 
ノートを何に使っているか?

それは、自分との対話用です。

今自分が思っていること、考えていること、
アイデア、やりたいこと、やらなくてはいけないこと、
時間管理のメモ、セミナーや書籍の設計図など
頭の中を見える化したい時は、
とにかく言葉にしてノートに書きます。

コンサルで相手の話を聞く時や
セミナーに参加する時もこのノートが大活躍。
 
コツは、日付とトピックを上に書いて
(できれば簡単なイラストも描いて)
トピックが変わる時は、ページも変える。
 
要は後から書いたものを探しやすく書く、
ということです。
 
日付を書くだけでも、
「先月書いたメモどこかな?」
という時に探しやすいので。

自分の頭の中を可視化して、対話するために
私はずっとノートを相棒にしているのです。

そんな私が、この本を読んで、
なるほど〜!と思ったことを書きますね。
 
 
「書けば理想は実現できる」
と書かれています。

それは私も100%同意します。

みんななぜ、理想が叶わないのか?
それは、自分の理想が何なのかわかっていないから(笑)
なんですよね。

漠然と「お金持ちになりたい」
「大きな家に住みたい」
「海外旅行に行きたいなあ」
なんて思っていても、叶うわけがありません。

それは具体的ではないからです。

私が、こんな家に住みたいなあという時は、
家の図面を描きますし、
(ハイ、元建築士なので、この辺はプロです)
部屋のスケッチや窓から見える景色も書きます。

海外旅行に行きたいと思ったら
どのホテルに泊まりたいか、写真を見て、
飛行機のマイルを調べます。

そのホテルが、1泊50万円だったとしても、
今は行けなかったとしても、
「自分はこういうホテルに泊まりたいんだ」
ということを潜在意識に刻み込めます照れ
 
本書では、
「頭のカスミを取り払うための有効な手段が、
ノートです」と断言しています。

私もよくホテルなどで一人合宿をしますが、
その時間の大半は、ノートと対話しながら
書き出すことをしているのです。

会社員の頃はそんなことをしていませんでしたが、
起業してからはノートが手放せなくなりましたね。

ノートは頭の中にスペースを作るためでもあります。

ネガティブなことも書くことで客観視できるので
(人は自分のことだと見えないことが
他人のことだと客観的に見えるので)
書くだけで気持ちが整理され、
解決策も見えてきたりします。

本書では、一人合宿を勧めていますが、
初心者の方は、まずノートとペンを持って
カフェに行きましょう、と書かれています。

パソコンやスマホは置いていくのが良いです。
(あるとメールなどが気になって開いてしまうので)
 
本も持ち込みません。
目的は、一人合宿ですから、
余計な情報は排除するのです。

(私は、一人合宿以外の時は、本を持ち歩かないと
落ち着きませんが)
 
本書でなるほど!と思ったのが、
ノートに書き出している時に
今やらなくてはいけないことを思い出したら、
付箋に書いておこうというもの。
 
私は、ノートの端の方によく書いていましたが、
それだと「書いたことすら忘れてしまう」
ことがよくありました(笑)
 
今後は、ノート+付箋も用意しようと思いました。

一人合宿で考えることは5つ。

①将来のビジョン
 
②悩んでいること
 
③アイデア出し・企画
 
④頭の整理
 
⑤フリーテーマ
 
この本では、具体的な一人合宿のスケジュールなども
書かれているのでとても参考になります。
 
ハッとしたのが、
「一人合宿の間は、あなたは自分の人生の経営者です」
という言葉。

この視点が大切ですね。
 
そして、ノートを書く時には、
適当でもいいから「タイトルを決める」。
 
これは後から見返したり、探したりする時にも
タイトルがあると見つけやすいです。

ノートは、きれいに書く必要はありません
 
書くこと自体が目的なので、
早くささっと書く。
丁寧に書くことを目的にしてはいけません。
 
一人合宿でノートに何を書いたらいいのか
わからないよーという方は、トピック例が
本書には載っているので、
それを参考にしてもいいですね。
 
 
私もノートに書いたものは基本、人には見せません。
人に見せようとして書くと
偽りの自分(かっこよく見せようとか)が
出てしまう可能性があるから。

家族にも見せませんし、
100%自分のためだけに書いています。

著者もノートを書く時に意識していることが
5つあるそうです。

・誰にも見せないと決める
 
・正しいことを書こうとしない
 
・結論を出そうとしない
 
・大量に書く
 
・楽しむ
 
ここが、安田さんのノート術のキモかなと思いました。

みんな、日々、社会や会社、家庭などで
相手に合わせて生きてしまいがちです。
 
特に日本人は、空気を読む風潮がありますが、
ノートと向き合う時は、「自分軸」でいいのです。
 
自分を知り、自分の人生を自分で舵取りする、
そのためのツールとして、ノートを使う。
 
本書は、「自分らしく生きる」ためのノート術、
といってもいいのかもしれません。
 
ノートに書いたことを、実行に移す

それだけで人生は動き出します。

今の自分を変えたいと思っている方に、
この本はとてもおすすめです。