こんにちは!

アラフォーからのライフスタイルを
提案する 山口朋子です
 

梅雨の時って
しっとり家の中で読書するのに
最適な季節だと思うんです。

梅雨が明けたら、ギラギラ太陽が照りつける
暑い夏が来ますからね!

それまでは読書で心の筋肉
つけたいなと思う私です。


今週読んだのはこの本。

ヴィランティ牧野祝子さんの
『ポジティブフィードバック』

 


牧野さんは、国際エグゼクティブコーチという
肩書きで活動しているミラノ在住の女性。

 

今までに国内外10カ国でさまざまなキャリアを積む、
典型的なキャリアウーマンです。

私も先日、お会いしたのですが、
ハキハキしていて、活動的で、

「デキる女」オーラが全開です✨



そんな牧野さん、今までに多くの上司や部下を
見てきて、組織がうまくいかない原因に
気づいたそうなんです。

そして、その解決策を本書ですべて
書いてくれています。

 

私も彩塾という大所帯のコミュニティを
運営していて、悩む時があります。


ひとりひとりの能力を引き出し、
行動してもらいたいと思っても、
人を動かすって難しいんですよね。

でも、人が動くために必要なものがあります。

それが、本のタイトルにもなっている

ポジティブなフィードバックなんです。

 

ポジティブフィードバックとは、
言い換えると、「必要な時に相手を思ってする
肯定的な言葉がけ
」のこと。

人は誰でも、自分のことを認めて欲しいと
思っているもの。

もちろん上司は部下のことを気にかけていますし
見ているわけですが、それは相手には
なかなか伝わりません。

だから必要なのが、肯定的な言葉がけ、
ポジティブフィードバックなんですね。

今や就業人口の多くは、ミレニアル世代

(1980〜1995年生まれ)にシフトされつつあり、
彼らは仕事をライフスタイルの一部ととらえます。

 

上司のため、お金のためでは動かないのです。

ミレニアル世代じゃなくても、

あなたもそうなのではないでしょうか?

そんな彼らは、上司というよりも

コーチのような関係性を望んでいます。

 

双方向のコミュニケーションの中で
成長していきたいと考えているのですね。

 

フィードバックというと、私の世代だと、
ダメ出しとか評価とか改善点の指摘、
みたいな印象ですが、それだと人の士気は高まりません。

ポジティブフィードバックは、成長のための
相手への良質なコミュニケーションなので、

受ける側が「大切に思われている」
と感じ、前向きに進むことができるのですね。

 

認められると人は誰でも前向きになります。

上司の仕事は、部下の承認欲求を満たし、
前向きに進むことをサポートすることなんですね。

牧野さんは、本書では、
ポジティブフィードバックの基軸となる
4つの「承認」に触れています。

それは、

①成果・結果に対して承認する【結果承認】

②相手の行為に対しての【行為承認】

③相手の存在を承認し、大切に扱う【存在承認】

④可能性を信じ、肯定的に応援する【可能性承認】

これはめちゃくちゃ納得でした!

 

私たちは、心で思っても言葉にしないことも
多々ありますが、ちゃんと言葉にして
初めて相手に伝わるんですよね。

この4つを意識するだけでも、
ポジティブフィードバックできることが
たくさん見つかりますね。

これはお子さんに対しても使えますよね。

子どものやる気を引き出す4つの魔法だと思います。

そして、ポジティブフィードバックの効果を
あげる5つのポイントとして、

丸レッド短いスパンで定期的に行う

丸ブルーその場ですぐ行う

丸レッド歩きながらでもどこでも行う

丸ブルー「具体的に」「なぜ」を明確にする

丸レッド相手がポジティブになるように伝える


を牧野さんはあげています。

相手の成長のためのリスペクトと思いやりを
言語化した良質なコミュニケーションを
したいものですね。

巻末にはよくある質問への具体的な回答も
ありますので、具体的な声がけで
「こんな時どうする?」という疑問も解消できます。

私も今日から、彩塾メンバー、
仕事の仲間、家族に対しても
ポジティブフィードバックを心がけようと思います。

 

 

 

 

P.S.

先日リリースしたオンライン副業の動画教材が、
とっても好評です。
3つ目の特典が太っ腹すぎると言われました爆  笑
彩塾が最高で年間48000円も安くなっちゃいます(笑)