こんにちは!

かたつむり主婦起業のMOMOです
 

今日は、樺沢紫苑さんの
『精神科医が教える
病気を治す感情コントロール術』
の書評をお届けします。

 


 
この本は、2015年に出版された
『頑張らなければ、病気は治る』
を加筆修正してリメイクされたもの。
 
前著も読んでいるのですが、
改めて大切なことが書かれているので
皆さんにもぜひシェアしたいと思います。
 
誰でも病気にはなりたくないし、
なってしまったら
早く治したいと思います。
 
でも、実は病気が治らない人には
ある共通点があるのです。
 
それは、病気が治る人と比べると歴然。
 
病気が治らない人の特徴は、
 
病気に抗っている
悪口が多い
ネガティブな言葉が多い
怒りっぽい
人に相談しない
苦しいを我慢する
自分を責める
過去にこだわる

 
など、一言でいうと、
病気と戦ってしまう人なのだそうです。
 
病気を治すには、
否認・受容・感謝の
3ステップを踏むとよいとあり、
なるほどと思いました。

 


 
私自身、4年前に
副腎疲労になり、
1年間ほぼ寝たきりでしたが、
今は元気です。
 
その時も、やっぱり
否認・受容・感謝の順番だった気がします。
 
がんばらなければ、自分は価値がない
と思い込んで、仕事もプライベートも
予定を詰め込んでいた最中の異変。
 
朝起きられないし、身体が動かない。
でも、自分が病気だなんて
思いもしませんでした。
 
当時、1〜2か月に1回は
中国で仕事もしていたし、
休むなんてとんでもない!
 
3日くらい休めば
元に戻るはず・・・
 
と思っていました。
つまり、病気を否認していたのです。
 
1年休め?
とんでもない、
自分は健康体なんだから。
大袈裟な!
 
と最初は思っていたほどです。
 
でも、髪を洗って、
ドライヤーで乾かす
5分が立っていられなく、
洗面所に椅子を持ち込み、
やがて髪もバッサリ切り、
通院するのもへとへとになり、
やっと病気を受け入れました。
 
自分の性格や働き方が
その病気を引き寄せたのだと
受け入れました。
 
食事を見直し、
信頼できる方に食事指導も受け、
カウンセリングも受けました。
 
病気であることを受容し、
治すための前向きな行動を
始めたんですね。
 
それでも、1年間通院しました。
 
仕事はほとんどキャンセルし、
昼間もベッドにいる自分。
 
昔ならとても受け入れられなかったけど、
頑張りすぎる性格が引き起こしたのだから
今は休むのも仕事のうち・・・。
 
家族がかなりの家事をしてくれて
仕事もパートナーがやってくれて
塾の生徒さんたちからも
温かい言葉がたくさん届き、
感謝で何度も泣きました。
 
たくさんの方のおかげで
自分は生かされているんだなーと
本当に心から思えてから
まもなく、苦しいが楽に変わりました。
 
まさに感情が変わったら
病気が治ったんですね。
 
病気はむしろ
いろいろなことに
気づかせてくれるためのサイン
だったことに気づいたのです。
 
ありがとう!副腎疲労!
 
歩けるようになり、
普通に運動できるようになった
喜びから、私は翌年、
ホノルルマラソンにエントリーし
10kmを完走しました。
(正確には完歩ですが)
 
そこから、私はものすごく
元気になり、
毎日の感謝を数えて
眠りにつくことが習慣になっています。
 
病気は、味方でした。
敵ではなかった。
 
今は仕事も順調で
家族も仲良し。
(今日は夫と付き合って
26年の記念日でした!)
 
今は健康な身体を生かして
社会に価値を提供していきたい、
つまり貢献したいと強く思います。
 
この気持ちを忘れなければ
私は病気とは無縁で
いられる気がします。
 
そんなことを、改めて
この本を読んで感じました。
 
いま病気の方も、
病気になりたくない方も、
病気のメカニズムを
知っておくと良いと思います。
 
その秘訣は、
感情のコントロール。
 
信頼、笑顔、親切、そして
感謝にあふれた生活をすれば
病気は逃げていきます。
 
日本の医療費をこれ以上
増やさないためにも(笑)
日本人全員に読んで欲しい本です。
 
 
『精神科医が教える
病気を治す感情コントロール術』
樺沢紫苑著