アスペと言ってもいろんなタイプの子がいますよね。


ご存知だと思いますが、うちは典型的な


「その場で発散タイプ(納得いくまで粘る)」


ですが、中学に入り少しずつ我慢できるようになり、納得できなくても家まで持って帰ってこれるようになってきたけど。


私の知人の子で、タクオと間逆タイプのアスペ君がいます。(現在高校1年)


「外ではひたすら我慢、家で爆発タイプ」


小学5年のときに、たまたまタクオの話し(診断名は出さずに)をしていたら、


「うちも相談に行って来る!」


と即アポ取って3ヵ月後にはアスペの診断を受け、カウンセリングも開始してました。


ただ、小学生のとき一番問題な学校生活に関しては最後まで担任から、


「○○君は普通ですよ。 お母さんの考えすぎじゃないですか?」


これだったそう。


ちなみに、学校から帰宅すると風呂場へ直行、


「学校菌」


これを必死で洗い流していたそう。


家に着くなり発狂することもしばしば。


でも、「学校を休む」という選択を彼は取ることができなかった。お母さんが「休んでいいよ」と何度勧めても。


学校で着る服と家で着る服は分けていて、同じタンスの引き出しに入れるなんてもってのほか。


クラスメイトからも虐められ、担任からも理解してもらえず学校&人間不信に。


二次障害が出始め、潔癖や感覚過敏が酷くなる。


このころから安定剤など数種類を症状に合わせて使用開始。



中学校は学区外の少人数のところへ進学。


中学校3年間は小学校のときより落ち着いて生活できたが、友達は1人もできないまま卒業。



このまま成長したらどうなるのかな・・・。

けっこう心配でしたが、あまり踏み込むわけにも行かないので、時々お母さんとランチで話す程度に。

発達障害のセミナーとかは遠方まで足を伸ばして頑張っていたかな。

そして卒業後は、中学で不登校だった子が割と多い学校に進学。(高卒認定を取れる学校)


問題は通学。満員電車は感覚過敏を持つ者にとって地獄。



先日、この子のお母さんと久々にランチしました。


なんと! 毎日楽しく学校に通い、友人もできて学校生活を満喫しているとのこと!


彼と同じようなタイプの子が多いそう。


同じ匂いがするって(笑


だから自分から声を掛けて、積極的に友達を作ろうと頑張ったって。


「クラスでいつも1人だったから、1人でいる寂しさが僕にはわかる」


こう話してくれたそう。



外で辛いことがあっても、お母さんがいつも話しを聞いてあげて、励ましてきたから完全に壊れることなくこれたんだろうな。


今でもまだ薬は使うことがあるけど、どうしても辛いときだけになっている。



さて、ここで終わると美談だが、問題はこれから、卒業してからだと思う。


料理が好きなので将来は「板前」になりたいとのこと。


対人関係の力もいる仕事だ。


上下関係も厳しい。


時間との戦いでもあるし、手際のよさも必要。


優先順位もパッと決めないといけない。


タクオには絶対無理だな(汗


信頼できて理解してくれる上司(大将?)がいれば最高だけど。



彼の成功を祈る。