ワタシは部屋の中でカーテンを閉め、照明をオフにしてスポットライトだけで制作するのが習慣。

それがどこから始まったのかと過去を思い起こすと、パリでの屋根裏での生活、毎日の鉛色の空、夜の暗さからきているかも知れない。

あの生活でワタシの集中力は高められたことは間違えないのないことで、その環境に日本でも自然になっていったのかも知れない。もっと言うと日本の明るさに不満なのかもしれない。

そんなわけで、個展で発表する時のギャラリーの照明は固定の物で足りてしまう。別貸しの照明は、よほどの事がない限り使わない。

で、、、、
隣の広いギャラリーを外から見ると、コレでもかってくらいの明るさにしていて、その様を見て、あゝそうなのかと思うばかり。

もしワタシの作品が、いきなりこの様な明るい場所に出たら全く違うモノになってしまうだらう。