私が家出同然でひとり暮らしを始めたのが、20代前半の事だった。
あの時は義父の家で色々あって、すぐにでも家を出ることにした私は、
とにかくお金がなくて、知り合いのつてで家賃1万2千円と言う激安物件を
借りる事ができた。 安いだけあって見事なくらい周りに何もない不便なところで、
竹藪に囲まれた古い鉄筋の一軒家。 最初見た時はこんなとこに一人で住んで大丈夫かな?
…と思ったけど、背に腹は変えられないので借りることにした。
その頃描いたイラスト。 まだ全然下手くそな時のです。 今でも下手だが…😅
この物件を紹介してくれた人がレンタルアクアリウムの会社で、大きな熱帯魚の水槽を企業のオフィスやフロントにレンタルする会社です。 1階はガレージと水槽とか熱帯魚関係のポンプとか飼育機みたいな物が置かれていて、ちょっとした倉庫みたいになってた。 その上が倉庫を管理する人のための休憩室になってる。 6畳一間で狭い炊事場と風呂とトイレ。 風呂といっても湯船は無く、一人分のシャワー室みたいなものがあるだけ。 時々、営業の人が倉庫の荷物を取りに来たり、整理しに来たりしていた。
今考えると、よくこんなところにひとりで住んでたな〜ってつくづく思う。
当時の写真が出てきた。 周りはこんな感じの景色ばっかだったよ。
夜は怖いんだよ〜 絶対一人で歩けない。
ま、今住んでるところもこことたいして変わらないけど(苦笑
当時やっていたブログに使ってたプロフ写真。
時々この頃のことを思い出す。 辛い事を考えるのを放棄した時期でもあった。
あの人は今頃どうしているのだろうか…