身も心も軽やかに
使用前、使用後…
じゃなくて、
断髪前、断髪後。
何ヶ月も前から、
今の自分に長い髪が合ってない氣がして、
切りたい、切りたい、欲求が、
もんもんとしていたわけですが、
ついにやってまいりました。
氣がつけば、
16年ぶりの首のスースー感。
切った直後から何度となく、
ない髪を後ろに流す仕草をするわけですが、
ひっかかりがないもんで、
手の勢いがあまるのなんの。
必要以上に大袈裟な、なかなかに恥ずかしい動作を、
こりもせずにくり返している日々でございます。
ああ、習慣ってやつぁ、
こわいこわい。
それにしても、
たてのさんてば、
今の氣分をくみ取る天才なのではないかしら。
長い髪をばっさり切ると、
肩こり頭痛が治るって話しを聞くよ。
なんて、言いながらカットしてくれましたが、
物理的重さからの解放だけでなく、
心のなにかがとても軽くなった氣がするのです。
重たいものが乗っかっていて、
その重みに耐えきれずに、
曲がっていた背すじや首すじが、
ふわっと軽くなったおかげで、
しゃんとした氣がするのです。
かけちゃいました?
魔法かなにか?
身も心も軽やかに、
もう軽く浮き足立ってる上に、
会う人会う人のリアクションから、
むしろ調子のりがへべれけに浮かれている状態で、
ここ何日かすごさせてもらいましたが、
会えることを楽しみに待ってくれていた甥っこが、
「かなえちゃんさぁ、髪切ったの?」
「うん、切ったよ、どう?」
「…ちょっとおばさんになったみたい」
と、申されるいなや、
私の足は地に戻ってまいりましたよ。
はい。
「かわいくなったね」
を、期待して待ってましたよね。完全に。
そのために、ふりましたよね?
どう?なんつって。
ああ、恥ずかしい。
おかげさまで、
頭、冷やさせていただきました。
首もとスースーするし、
風邪引かないように、おばさんは氣をつけます。
いや、そこはお姉さんにしとこう!
ステキに年を重ねた女性は、お姉さんと呼ぼうではないか。
あ、これじゃあ、
自分で自分をステキだと励ましてるようではないか。
むむむ。
いやもう、心は晴れやかに軽いし、
なんとでも呼んでくれっ。
まあ、正確には、
おばさんと言われたわけではないし。
(↑負けを認めない)
…なんだか話が
あらぬ方向に暴走していきましたが、
本人、
とてもいい氣分でございます☆
以前は、ヘアドネーションするのに、
切った髪を美容室に届けて、
丸投げ、お願いしておりましたが、
自分でも郵送できるということで、
いい感じにキュッとして、
ズバっと切ってもらった髪を、
こちらに郵送してみたいと思います。
かさねがさね、
ありがとう、たてのさん♡
氣がつけば、
やめたの??
と、思われてもおかしくないほどに、
ブログに手をつけていませんでしたが、
ステキな自分になって、
またこうして書けてることが、
私の中のなにかを、また軽くさせてくれるのです。
いつだって、自分は自由だってこと。
自分をしばれるのは、自分しかいないってこと。
私にとっては、髪を切るという行為が、
とても、とても、
それを実感するできごとなのでした☆