妊活→妊娠→出産→産後 6ヶ月がたってみて | 魚谷佳苗オフィシャルブログ「☆Peace of the earth☆ 」Powered by Ameba

妊活→妊娠→出産→産後 6ヶ月がたってみて





そもそも、今思えば、

「出産って、女性にとって、
 人生最大のデトックスなんだって!」

って、話しを聞いたことから、
すべてがはじまったのかもな。

「羊水に全部ためこんで、一氣に出しちゃうかららしいんだけど」

たぶんそれはとても何氣ない、
いつもだったら、ただ通りすぎるような、
ちいさな片隅の会話にすぎなかったんだろうけど、
これはなんだかズキっと私にひっかかった。

「だから出産するとき、臭くてにおったり、
 赤ちゃんが汚れてたりするんだってっっ」

むむむ。
手術室の匂いを想像する。

「出産ついでにアレルギーとかも治っちゃうらしいし…」

自分の羊水が、その時点でどうだったのかはわからないけど、
なんだかとっても自信がなかった。

そうやって疑ってしまうのは、まぎれもなく、
自分の生活習慣に、
心当たりがあったからなんでしょうな。

この話しを聞きながら、
小さいころからアレルギーの多かった私は、
「かなえを産んだら、アレルギーが治っちゃったみたい」
と母が言っていたことを思い出していた。

う~ん、きっとこの話しは本当で、
私の羊水は、かぐわしいほどに疑わしい。

しかも、この通り、
母のアレルギーが、倍増して私に発症しているということは…

私の子ども、
どんだけアレルギーになっちゃうの!?


ってなところから、
私の体質改善がスタートしたわけです。

まずは、
『汚れた羊水を、どうしたらきれいにできるのか?』
ってのをテーマに。

もともとその素質があったのかもしれないけど、
私の中の調べる魔に、こうして火がついたんだな。

いやぁ、すでに、このテーマ、
ひたすら遠く、懐かしいくらい。

ここから私は、
「お前は陰謀論者か!?」
と言われるまでに成長(?)するわけだけど、

これが、世界のいろんなことを知る、
最初のきっかけになったわけです。


わけですが、
その答えは、方々ちりじりに散らばってるもんで、

触手を伸ばせるだけ伸ばして、
それはまったく見当違いな方向まで、
いや、それは今、必要ないか。こっちじゃないか、行きすぎたか。
ってな、行きつ戻りつ的なことをしつつ、

女性の身体について、
妊娠、出産について、
産後のケアについて、
人間の、自然の神秘について、
氣になる問いの答えをどんどん入手していったわけです。

それにしても私は、知りたいことを知るために、
いったい何冊の本を読んで、
何人の人と会って、
何回の講習を受けて、
のべ何時間パソコンの画面と向き合ったことか…

特に、妊娠出産に関しては、本を読んでても、

だから、で、どうしたらいいの?みたいのや、
いやいや、そんな精神論を申されましても。
みたいなのが多くて、
なんか奥歯にものがつまってるっていうか、
はっきりしなくて、もう、よくわかんないじゃん!

って、
自分にとって、的を得たものに、なかなか出逢えなかった。

それは今ならわかるけど、
この時期の女性に起こることって、
本当に個人差が大きくて、
こう、だから、こう!と一言で言い切れないのよね。

だから、何を読んでも、いまひとつ物足りないと言うか、
そうゆうことなんだぁ~、と腑に落ちるものがないと言うか、

けっきょく、出産前に読んでもピンとこない本でも、
産んでみれば、
ああ、そうゆうこと?なんだそれが言いたかったのか。
ってな具合でした。

感情を言葉にするのが難しいように、
生命の神秘を言葉にするってのは、
難しいっちゃぁ、難しいのかもね。


ま、なんだかんだ言いながら、
だいぶ早い段階で、調べるのが楽しくなっちゃって、
いい趣味見つけちゃったな♪
くらいのノリでやってましたが、

それこそ、妊活→妊娠→出産→産後って、
人生の中でも、とても大切な時期に、
自分自身&赤ちゃんと向き合うことより大切なことはないわけで、
調べる作業がもっと効率よく、できたらよかったなと。

今は、ちらりと、そんなことも思います。

振り返ってみても、
やはりあの時間は、間違いなく大切な時期だったなと。
うん。



そんな調べる魔の私も、調べるだけで終わることなく、
今回に関しては、実践がともなったわけで、
あれもしたい、これはこうしよう!と言いながら、
失敗もしつつ、いろんなことを試してみたわけです。

結果、

自然に子どもを授かって、
楽しいことだらけの妊娠期間をすごして、
思う通りの出産をして、
丁重な産後ケアをしてもらって…

健診では、
何人も並ぶ順番待ちをしながら、
お医者さん「何か心配なことはありますか?」
からの、
お母さん1「ここが心配で…」
お母さん2「ここが不安で…」
の繰り返しを聞いたあと、

自分の番になると、
お医者さん「心配なこと…ないでしょ(笑)」
と、有無を言わせないお墨付きをいただくほどに、

調べたことを実践したおかげなのか、
はたまた、
はなっから、健やかで手のかからない子なのか、

おかげさまで、
何の問題もなく、楽しくすごさせてもらっているわけです。


ここまで、一通り盛り上がり終わって、
今、

ふと氣がついたわけです。
いつの間にか、運転席を譲っている自分がいることに。

それこそ育児ってのは十人十色、
これが正解!なんて言えるものが1つとしてなく、
逆に、どれもが正解!とも言えるわけで。

好き勝手にわがまましてるという意味ではなく、
親が本当に幸せに生きていれば、
育児なんて、どんなカタチだっていいような。

だから、
育児についても多少調べる病は発揮されてるわけですが、
どちらかと言うと、むしろ興味もそぞろ。
参考程度に頭の片隅行き。

そんななかでも、最近、ちょっと響いているのは、
「教えない」ということ。

ま、まだ今の時点で教えるもなにも、
そんな段階でもないんですけど、
いかなるときも、本人を尊重する傾向でいたいなと。

どうしたって、ある程度、
私の好みを押し付けざるをえないんでしょうが、
私みたいになって欲しいわけでもないし、
本人が、本人らしくいれたらいいなと。

とは言え、今はまだ、しゃべれもしないわけで、
本人のやりたいことを見抜くのに、感覚とぎすまし系ですけど(笑)

いつか私の意見を聞かれたら教えるけど、
正解なんてないこの世の中、
私が教えられることなんて、たかが知れてますから。

そんなちんけなもので、
未知なる可能性や、思ってもみない発想を、
邪魔立てしたくない、が正直なとこです(笑)

面白いもの見れる可能性を、
私が壊しちゃもったいない。


助手席からごちゃごちゃ言うような野暮はしたくないけど、
だからと言って、まかせっきりで、見放したように寝入るのも違うな。
このドライブを一緒に楽しみたいから。

運転には口を出さず、
でも、寄りたいとこがあったら、ここ寄りたいって言おう。
うん、言いなりになることなく、
自分の主張はしてくだろうな。そこら辺は対等で。

いつも運転手でいたがりだったけど、
こうして違う席に座ってみると、
なんだか景色が変わって見えるね。うん、悪くない♪

どこら辺りを走る?

なんかわくわくするね☆



ってなことを思ったりなんかする、

半年が経過した、
今日このごろなのでありました。