きりきり舞い | 魚谷佳苗オフィシャルブログ「☆Peace of the earth☆ 」Powered by Ameba

きりきり舞い








きりきり舞い


断っておきますが、
今の私の現状ではございません。

あしからず。


明治座で公演中の舞台のお話でござんす。

ちょいとご縁がありやして、
観劇させていただいた次第にございまする。

あ、なんか昔言葉、よくわかんなくなった…


同じ事務所の田中麗奈ちゃんと、
吉沢悠さんが出演されてるっていうことで、
観に行ったんだけど、

加藤雅也さんも、篠井英介さんも、
以前お仕事させていただいたご縁がありまして、

テレビでよく拝見させていただいてる方とか、
ご活躍されてる方たちいっぱいで、

なんだか知り合いがいっぱい出てるような気分になりました(笑)


テレビでよく観てる人って、
なんか初めましての氣がしなくて、
初めてなのに知り合いみたいな氣分になっちゃうよね。

あるあるだね。


ああ、
そんなこたぁどうでもよくて、

舞台のお話。


お昼の会を観に行ったんだけど、
下調べがなさすぎて、

11時開演で、3時間の舞台って、
お昼ご飯はどうしたらいいんだ?

って、疑問を抱いたまま行っちゃいましたが、
途中35分間の休憩がございまして、

そこでみなさん座席でお弁当を食べたり、
予約しておいたお食事をいただく、

という、歌舞伎を鑑賞するときみたいなシステムでありまして、
知らない私は、35分間お休みさせていただいたわけであります。

ぐうぐう。

お腹の音とも、
寝てる音とも取れるこの擬音。


長いかと思っていた時間も、
あきることなく、
むしろ目を離すすきのないほど、
みなさん魅力的でありまして、

花道から誰かが登場するたび、
きょろきょろ、うきうき♪
よ!とか、おお!とか言う歓声もあがったりして、

かわいらしさに、ふふふと笑ったかと思えば、
その真っすぐな心に、ほろりとさせられるシーンもあり、

王道っちゃぁ王道な、舞台らしい舞台の魅力に、
キャストの方々の芸達者な輝きに、
完全に目と心を奪われた次第でございます。

何かが突出するわけでもなく、
大きく突き動かされる何かがあるわけでもないのですが、
(↑失礼??)

終わった後に残る、この満たされた感じは、
こうゆう舞台ならではの味なのではないかと。

そんなエネルギーが存分に発揮されてて、
気負うことなくそれを受け入れさせてくれる優しさがあって、

こうゆう舞台っていいなぁと、
そもそも舞台って、こうゆうものだったのかもなぁ、と、
改めて再確認させていただきました。


表現の場である、
斬りつけられそうなソリッドな舞台もいいけど、

すべてを肯定してくれるような、
こうゆうあったかい舞台もいいな。



歳かな?

いやいや、
キャパが広がったということで。

いやっ、
そう思わせてくれる、
ステキな作品だったということで☆