ゼンタイ
こないだお仕事行ったら、
それはもうお久しぶりな方とお会いして、
あまりにもお久しぶりだったから、
映画のお話になったときに、
「前会ったときは、
宇宙人の役やったって話が印象的だった。」
って、言われて、
「最近では普通の人もやれてるんです。
OLさんとか、お菓子屋さんとか、CAさんとか…」
ってな感じで見栄を張って、
最近やった、普通な感じの役をみつくろって並べてみましたが、
あさってから公開される作品では、
全身タイツを着ています。ええ。
日常を切り取ったような作品の中に出てくるんで、
普通の人っちゃぁ普通の人だけど、
普通あんまりしないかっこではあるので、
普通の人ともいいがたいような、普通の人。
でも、意外に、
普通の人って定義はよくわかんなくて、
一見この世界、普通の人だらけのようでいて、
他の普通の人から見たら、
みんな変わってる人だったりするのかも。
と、いう意味では、今回も普通の人。
大きくくくれば、みんな普通の人。
こまかくくくると、みんな変わり者。うん。
31日から公開なので、
WOWOWさんのザ・プライムショーっていう番組で宣伝させてもらいました。
生放送。
楽しかった♪
楽しかった勢いで、
ダブルピースをくり出してきました。
ふっふっふ。
みんな気づいていませんように☆
レイトショーですが、
橋口監督が、傑作が撮れた!
って、言っていたので、期待大です。
『ゼンタイ』
普通の人とか、変わり者とか、
ああだこうだ何度も書いといてなんですが、
そんなこたどうでもよくて(?)、
なかったことにしちゃいたいような人間関係とか、
なんでこんなことになっちゃったんだろうって出来事とか、
自分がここにいる意味がふとわからなくなる瞬間とか、
人はそんなことを、うやむやにして、
今日も昨日と同じ日だったと思い込む。
心にとどめることなく、でも忘れることもできない。
記憶の片隅に追いやる、あたり前の日常。
繊細で、俳優と一緒になって傷つきながら作る、
そんな橋口さんだから撮れる日常が見れると思います。
興味がわきましたら、ぜひ☆