夏といえば花火!
花火といえば、夏!
ですが、
欧州では、花火は祝砲の意味があるようで、年末年始などお祝い事が重なる冬のイメージの方が強いらしいですね。
そのせいか日本とは扱いが違うようで、美しさを競うというよりも派手であることを重要視しているみたいです。
手持ち花火なんて、人を驚かす危険な遊び認定されているのか、禁止されている国も多いみたいですね。
毎年初夏にドイツのデュッセルドルフで催される日本デーでは、祭りの最後を飾る日本の花火が大人気なんですって。
欧州で唯一、日本の花火師が打ち上げる日本の花火、ってのが人気の理由で、近隣の国からも見物に来られるようです。
ライン川沿岸で日本の花火に歓声をあげる人々の様子は、現地のテレビでも中継されているらしく、動画サイトでも紹介されていましたよ。
なんか、うれしい
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ライン川といえば……
交響曲 第三番 変ホ長調 作品97
「ライン」
ベルナルト・ハイティンク 指揮
王立アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
ロベルト・シューマン(1810~1856)
ドイツ・ロマン派
生誕:ザクセン王国
死没:プロイセン王国
デュッセルドルフの管弦楽団・合唱団の監督に就任したシューマンは、ライン川周辺を好んで散歩していたらしいです。
特にケルン大聖堂から着想を得て作られたのが第三交響曲「ライン」なんですって。
コプレンツ~ボン~ケルン~デュッセルドルフが、生き生きと輝かしく描かれており、なんだか夏に聴きたくなる曲なんですよ。
ついでに……
こちらがアムステルダム・コンセルトヘボウですよん
オランダの指揮者、J・V・ズヴェーデンの看板を掛けている写真ですね。〇十年も前に観光旅行した時に撮った写真です。
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さて、
「鎖と歯」
黒岩重吾
「お母さんが好きそう」と娘から勧められた本。
登場人物が全員小悪党というピカレスク小説です。
タイトルの意味が解るのは終盤。
主人公は複数の女を手懐け金儲けを企むのですが、徐々に計画が綻びを見せるようになり……というお話。
ラスト3ページくらいで主人公の運命は決まってしまいます。が、最後の一行で、この後の展開も想像できてしまいます。
昭和三十年代の大阪の歓楽街を知らなくても、じとっと湿った翳りのある雰囲気が感じられる、ミステリー風味の人間ドラマでした。
短編「蟻の巣」も収録。
こちらも登場する男たちがクズ過ぎる。
ヒロインの美少女が歌を武器に、たかってくる男たちを蹴散らして生きていくお話。面白かったですよ。
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まだまだ、夏休みはこれからが本番。
熱中症に気を付けて乗り切ろうね
では、またね