演出の山田です。
久々の更新でございます。

『壊れた風景』、はやいもので本番二週間前きりました!!

いやはや。

別役さんのかく言葉に向き合ってみると、"科白は感情によってかかれているのではない、リアクションによってかかれているのだ"、ということを痛感します。

そして役者にとって、その脊髄反射の世界をすくいとって、じぶんの背骨のモノにしていく行為は、かなりグロテスクな体験です。自分の内面を徹底的に俯瞰する視点が必要になってくる。
しかし、この"行為なくして本質にたどり着けない"という構造は、歴史に残る名作の条件であると思います。

単なる文学作品に終わらない、そこにある役者の身体を通してのみ蘇ってくる暗号を解読するのは、モノを書き演出をやる身にしては、大変魅力的であり、これぞ芝居の愉しみと、噛みしめて日々の稽古を送っています。

一体どんな芝居になるか、ご覧いただけたら幸いですm(_ _)m


と。


いよいよ、8月参加の学生芸術祭も、制作的に動き出しました!ひぃノープラン!笑
そして忘れちゃいけない7月学内宣伝公演の書き上がってないあと2本…。笑

暗中模索の試行錯誤、ちょっと楽しんでいこうと思います。笑

ではまたッ