『古今和歌集』『後撰和歌集』
そして『拾遺和歌集』を三代集と呼びます。
三代とか八代とか
色々くくりがありすぎますね笑
拾遺和歌集はその名の通り、
前代の勅撰和歌集から収録漏れした
和歌を拾い集めて収録した和歌集です!
そのため、内容にもあまり統一性がなく
分野もめーちゃくちゃ多いです。
中でも恋歌が優れていると言われていて
百人一首選抜歌が8首あります!
そんな百人一首の選抜から
一首紹介します
嘆きつつ ひとり寝る夜の 明くる間は
いかに久しき ものとかは知る
嘆きつつ ひとり寝る間の 明ける間は
嘆きながら
ひとり寂しく寝る夜の
夜が明けるまでの時間は
です! めっちゃわかりやすいですね!
いかに久しき
どんなに長く待ち遠しいものか
次に「もの」と名詞がくるので、
「久し」は連体形の
「久しき」になっています!
ものとかはしる
〜なものか、知っているだろうか?
「かは」は疑問の役割があるので、
「だろうか?」の語尾がベストです!
嘆きながら1人寂しく寝る夜の
夜が明けるまでの時間は
どんなにも長く待ち遠しいものか、
あなたは知っているだろうか?
て感じの現代語訳になります!
健気すぎですね
また長くなってきたので
この辺で終わりにします!!!!!