古典おすすめ第2弾ですニコニコ


『宇治拾遺物語』は

鎌倉時代の説話集です!


「拾遺」とある通り、

拾ってきて遺した、

寄せ集めの説話物語集です。


よく迷信と呼ばれるものや

御伽話の原点となった話は

こういった説話集から生まれています。


特に『宇治拾遺物語』で記述が多いのが

「鬼」のストーリーです!


桃太郎とか泣いた赤鬼とか

昔話には必須の「鬼」ですが、

その原点ともいえる作品のひとつは

間違いなくこの『宇治拾遺物語』です。


拾い集めた話なだけあって

色々な地域の色々な鬼が登場するので

ぜひその部分にも注目してみてください!


説話集とかなんか辛気臭いなー

難しそうだなー

と思っちゃうこともありますよね……!


けれど『宇治拾遺物語』は

昔から今に通じる考え方が

沢山描かれています!


例えば、近代に活躍した

芥川龍之介もその1人です。


実は『宇治拾遺物語』といえば

芥川と言われるくらい繋がりが深く、

本人も雑誌の記事内で

「参考にしているのは『宇治拾遺』」と

答えるくらいリスペクトしている作品です。


芥川も『蜘蛛の糸』や『鼻』など

『宇治拾遺物語』と通じる作品を

多く世に出していますよね!


日本のちょっと神秘的な説話をもとに

人間の教訓を描くのは、

芥川の専売特許でもありました!


あーーー長くなってきちゃいましたね笑


『宇治拾遺物語』も読んでほしいし

芥川にも触れてみてほしいですにっこりにっこりにっこり

芥川は短編も多いのでぜひおすすめです!!


ということでおやすみなさい!