ここからは、自戒を込めて反省文ちっくなものとなりますことを、お許しください。
先日私は、交通事故を起こしてしまいました。
よりにもよって、バイクにぶつけた。
建物の敷地から、右折車線のある見通しがあまり良くない、坂のある直線道路に出るために待機をしていた。
何故その時はそう思ったのかわからない。
バイクがこっちに向かって2台走ってきていた。
前のバイクが左折用のウインカーを出した。
なぜそう思ったか、本当にわからないが…
『お連れさんやな。一緒に曲がるやな?』
って思ってしまった。
いつもなこんな思考しなかったのに。
そして、こちらのフロント左側とバイクの側面が当たって、バイクは回転しながらオイルを撒き散らしながら滑っていった。
私はすぐに左端に車を止めて降りて、バイクの人に駆け寄っていき、他の人も駆け寄ってくださり、バイクを起こしながら歩道に退避させる。
相手の方の体調を気遣いながらまずは110番通報。
警『事故ですか?事件ですか?』
第一声はだいたいこんなもん。
事故と伝え、私が車で、バイクとぶつかったと申告。
どう通報したかは既に覚えていないが、他の方も110番通報をしたのか、人身事故になってた。
警『コロナ感染はどうですか?』
いや、相手の人とそんな話してないし。
前回の事故の時もそれを聞かれましたな。
今はセットで聞くのはデフォなんでしょうね。
って、言いながら110番回線を切らないまま相手の人に確認。
で、通報者の名前として、自分の名前を名乗った。
警察の人が来るまでの間…
とにかく相手の人がバイクだから、体調が心配でたまらなかった。
恐る恐る声をかけた。
「体調は大丈夫ですか?」と。
すると
相手『身体はええ。それよりも500人の諭吉さんバイクが…』
いや、身体はどないやねん?
とにかく、興奮気味に何度もこのセリフしか言わない。
だ、大丈夫かな…?
早く警察来てくれーorz
生きた心地がしなかった。
その間にいつも車検をしてもらっている車屋(任意保険もやってくれている)に電話をして悲報を告げておく。
相手の方に許可を得て、損傷箇所を教えていただきながら、スマホで写真を撮らせて貰った。
その間にも会話を試みたが、身体よりバイク…がメインだった。
後々にグーバイクで調べたら、相場が250諭吉から450諭吉のバイクでした。
旧車な上に、すげープレミアム価格だったという。
やっと警察到着。
警察はカブ乗りのお兄さんひとりか。
まずは左端に止めた車はあの位置で良いのかの確認から。
邪魔であれば道路から移動しなければならないからね。
で、通報したのは誰かを問われ、私だと名乗る。
次に、車検証と免許証を提示してくださいってことで、提示しながら預ける。
で、警察の人にあちこちに呼ばれながら、同乗者の情報を聞かれ。
そうこうしているうちに、ワゴン車の応援部隊登場。
そのうちのひとりが、うちのドラレコの画像を保存した模様。
家族に声をかけたそうな。
私は相手の方の近くにいて、体調に変化がないかを見ておくのに精一杯で必死だった。
警察の人が救急車を呼ぶかを相手の人に聞くも
相手『身体よりバイクが…』
そう言ってて、警察の人達と私と家族のみんなで困惑する事態に。
まあ、ジムニー(JA11)という旧車に乗ってる私としても、大事な相棒であることには違いないのは理解できる。
パーツもなかなか出ないのも理解できるし、大事にしてたんだろうな…というのは伺える。
もし、ジムニーちゃんが事故ったら、こうなってしまうのだろうか…?
と自分を重ね合わせてしまう部分もあるのかな…
複雑な気持ちだった。
とにかく今、加害者の私に出来ることは、相手の方の体調の変化を見ておくこと。
あとは警察の方の質問に答えること。
このふたつが至上命題であった。
これまで数回、交通事故で加害者や被害者になったが、こんなパターンは初めてで、本当に困惑しかしなかった。
少し恐ろしい感覚を覚えた。
警察の方が、相手の方に
警『救急車を呼ばなくてもいいですか?』
って何度も言ってたけど、頑なに断っていたのが不気味な感覚であった。
ついでな感じで私達にも声掛けはされましたが。
とりあえず警察から事故状況を聞かれたので、敷地内から出ようとして、2台のバイクがいて、前のバイクがウインカーを出していたから、事故の相手の方も、そのお連れさんだと思って一緒に入ると思ってしまってぶつかった。
と説明。
何でそう思ってしまったんだろう。
今はまだ整理がつかなくて悔しいとか、そんな感じの感情はわかない。
教習で習ったのに。
あとで来た警察の人の中に、バイクに詳しい方がひとりおられて、その方からこのバイクがレアなバイクであるのを説明してくださった。
それであの価格ですか。
で。
とにかく自走不能なバイクは、相手の方がJAFを呼んだとのこと。
到着までに2時間とか。
そんなにかかるか?
と思ったけど。
そして、お互いの免許証の写メを撮りあい、お互いの電話番号を交換した。
メモ紙は、ほぼ日手帳のメモ欄を1枚切り取って、半分ずつに情報を書き、相手の方に千切ってもらった。
終始丁寧な、激昂することもなくお別れ出来たが、バイクを気にする発言は、恐ろしさを覚える感じだった。
私は終始、謝った。
そして間で、体調が悪くないか聞いた。
何度聞いても
『バイクが直るか』
のニュアンスの言葉がメインの会話となった。
カブを契約して、あと少しで納車って時に、なんてことをしてしまったんだろう。
私は、カブに乗る資格…
車やバイクに乗る資格があるのだろうか…?
自問自答をしていた。
あまりにも自分を責めて、死んでしまいたい衝動に襲われ、これはやばいなと思い始めたが、どうしようも出来なかった。
そして、前回の書き殴りへと繋がった。
車屋に持って行って見せたところ…
クーラーガスが消えてます
ですって。
あれま。
とりあえず5諭吉くらいの修理費は覚悟しないとね。
翌日、相手の方から入電。
電話のかけ方が、せっかちさを覚えた。
携帯が出られなかったら、間髪入れずに家電にかけてくる感じ。
この辺も少し怖さを感じた。
受け答えは丁寧だったけど。
それがまた逆に怖さが増した。
あまりにも凹み過ぎて、立ち直れなかったんだけど、ちょうど訪れた大学病院の通院で、第三者の意見として、いつもかかっている医師のふたりに、事故の報告と、メンタルやべぇ(原文ママw)を連呼して、色々と時間を割いて話しをしてくださった。
医者1&2『相手の方の救護と、警察に通報と、任意保険の人に通報してあれば大丈夫。ちゃんと対処してるから大丈夫』
と、慰められた。
で、前述のこだわりの強さが怖い件も話した。
任意保険の人に一任ってことで、お願いしてある件も。
後に連絡が来た車屋に、電話の件を報告。
窓口を任意保険の会社にメインにしてもらうようにお願いした。
医者にも報告がてら話しておいたら、それがベターやねって言って貰えた。
状況を見つつ、あまりにも直接の連絡が酷くなれば、また報告して欲しい…
そう、各方面から言われました。
あとは、やはり、私はバイクに乗る資格が無いんじゃないかと悩んでいる件も言ってみたが
医者『事故を全く起こさないのは難しい。でも、これまで以上に安全運転を心がけるしかないよね。事故は事故、楽しむのはまた別。運転する資格がないとは思わないし、折角カブが当選したんだし、乗ったら良い』
そう言われて少しメンタル持ち直した。
そして診察終了後、薬も院内で処方されて、スタバも行って、訪問を約束していたバイク屋に顔を出したら…
『車体番号がわかったからナンバー取れるよ』
と、ナンバー登録用の書類を手渡され、市役所に行って、ナンバーを貰ってきました。
ナンバーを手にしたあと、支払い残金を銀行でおろして、バイク屋に行って、お金問題は解決済み。
あ…
途中のコンビニで、登録の書類とナンバープレートをコピーしといた。
バイクについたら、もう出来ない芸当だから。
という感じです。
まだ、事故った車は入院中だし、代車のレンタカーは内装が臭いし、こちらは化学物質過敏症的に体調を崩すけど…
反省と
相手の方の体調の心配と
相手の方のバイクの修理状況と
無事に解決することを祈りながら
本当に、反省するしか、無いですね。
アメブロでは、被害にあわれた方のブログはいくつかあったけど、加害側のものは見当たらなかった。
これを公開すると後悔するかもしれない。
でも、自戒を込めて、公開します。