- 一瞬の風になれ 第一部 --イチニツイテ--/佐藤 多佳子
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昨年のクリスマス、のんすけの枕元には何冊か本が置いてあり、その中の1冊がこれでした。
その他の本は、のんすけが読みたがっていた最近はやりのケータイ小説でした。
私もケータイ小説はちょっと読んでみましたが、う~ん…、なんと言いましょうか、私はいいです。内容に共感できないと言うか…。
1冊目は、途中までしか読めませんでした。あとはぱらぱらととばし読みしかしていないので偉そうな事は言えませんが、内容がどれも似たり寄ったりのような感じで…。のんすけは、「最後で泣いたわ~」と言うのですが、私は、最後までたどり着く事ができませんでした。
ただ、本をほとんど読まなかったのんすけなので、読む様になったのはいいかなとは思いました。
そんなのんすけなので、サンタさんからのプレゼントの中にあったこの『一瞬の風になれ』は、読むかどうかかなり不安だったのですが、今、学校の朝読書の時間に少しずつ読んでいるようです。
主人公の新二は、サッカー少年でしたが、お兄さんへのコンプレックスもありサッカーをやめて、高校に入学して親友の連と陸上部に入部します。連は、神様から走る才能を与えられた様な少年で、走るフォームも美しく、そして速い。新二は、そんな連に憧れつつも、いつか連よりも速くなると心に決め、練習に励みます。
そして、2人は1年生ながら4×400mリレー(4継(ヨンケイ)と言います)のメンバーに抜擢されるのです。
とまあ、こんな感じです。
私は、中学高校と陸上部だったので、読んでいるとグラウンドでの練習風景がよみがえってきて、ものすごく懐かしい想いがしました。残念ながら、私は、リレーのメンバーに選ばれた事はありませんが。
若いっていいな、青春っていいな、と思えます。自分も一生懸命部活に燃えていた頃があったなと思い出しましたね。
このあと第2部、第3部とあるのですが、「恋がしたい」と言う新二とその友人(名前を忘れました)は恋ができるのか、連はこれからまじめに陸上に取り組むようになるのか、そして、新二達の4継チームは、結果を出す事ができるのか。
気になる所です。
のんすけが、「続き、買ってな。」というので、やはり彼女もおもしろいと思っているのでしょう。ああ、よかった。
今度本屋さんに行ったら、買ってきて、先に読んでしまいましょう。
読んで下さってありがとうございます。
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