昨年12月の診察の時、私が思い切って主治医A先生に2つの事を尋ねた時、A先生は、丁寧に答えて下さいました。


まず一つめ。

どこに仲間入りさせてもらうかについては、「がんの子供を守る会でいいのではないですか。」とのことでした。


”再生不良性貧血の患者会では、最も大きなものに再生つばさの会というのがありますが、ゆかっちちゃんの場合は、骨髄移植をした事でもともとの病気である再生不良性貧血は既に治っているので、今からそこに入るのは意味がないでしょう。

がんの子供を守る会は、患者会の名前にがんとついてはいるけれど、ゆかっちちゃんは骨髄移植をしてるのだし、今後は晩期障害や長期フォローアップのことが気になると思うので、めざす所は同じです。元の病気が違うからと言って、ダメですとは言われないでしょう。そこで、ほしい情報だけをもらえばよいと思いますよ。”


そして、ふたつめ。

私が、ずっと感じていた引け目の事について。これは、尋ねたと言うより、自分の気持ちを言いたかったという事ですね。


”そんな事を思う事は全然ありません。再生不良性貧血の症状はかなり重かったし、骨髄移植までしているのだから、そんな事思う事は全然ありませんよ。”


世の中には骨髄移植で元気になった方はたくさんおられますが、必ずうまくいくというわけでないのです。

以前の主治医K先生に、「うまくいく確率が100%ではないので、できれば骨髄移植せずによくなる方がいいんですよ。」と言われたことがあります。病気の種類や患者さんの年齢、病歴、それまで受けた治療によっても、うまくいく確率は変わってきます。年々その確率は上がってきてはいるのですが、まだ100%ではないのです。

ゆかっちが、その治療を選ばなければならなかった事を考えると、他の方へ私が引け目を感じる事はないという事なのでしょう。


A先生にはっきりと言ってもらえたので、胸のつかえが取れました。すっきりしました。ありがとうございました。


そして、先日、トムさんとこんな会話を交わしました。

トムさん 「ゆかっちが移植してから、もうすぐ2年か。うにょきちも大変やったな。ご苦労さん。」

うにょきち 「そうやな、大変やったけど、もっとしんどい人いはったしなぁ…。」

トムさん 「でも、何もなかった人もいるんやで。」

うにょきち 「ひらめき電球


そうか、病気になる事もなく、健康に過ごせた人もたくさんいるんやと。

トムさんのこの一言で、本当にすっきりできました。

トムさん、ありがとう。







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