2003年11月8日(土)②


おばあちゃんは一足先に帰宅し、私たちは外泊の手続をして、タクシーで帰りました。

バスは大勢の人と一緒に乗るので、感染が心配です。でも、あとで梅ママに、「タクシーかて、前にどんな人が乗ってたかわからへんから、気持ち悪いわ。」と言われました。

確かにそうですが、じゃあ、どうやって帰ったらよかったん?

電話したら迎えに来てくれたんかなぁ。でも、病院からうちの家までより梅ママの家から病院までの方が遠いので、なんぼ私でもそんなことおねがいできまへん。


帰ってから、私は仕事をしましたが、ゆかっちはその横で、ものすごい勢いで”あのねちょう”を書いていました。”あのねちょう”とは、作文ノートみたいな物です。1年生にいきなり作文書けと言っても難しいので、「せんせい、あのね」から始まって、先生に話しかける様にして書くのです。

この3日間、あまりにもいろいろな事がありすぎたので、それを伝えたいのでしょう。病院であったことを、思いっきり書いていました。子どものエネルギーってすごいなと思いましたね。

これからもいっぱい書いてくれるかなと思ったのですが、こんなにたくさんのあのねちょうを書いたのは、これが最初で最後でした。


それが一段落すると、今度は大きな声で歌を歌いながら、「すとれ~っち!」と言いながらストレッチ体操をやり、「いっち、に、さん、し、あんまんたいそう~!!」と言いながら、椅子の上でのびみたい動きをしていました。

「あんまん体操って何?」と聞いても、「いいの、いいの」と何度もやっていました。

ものすごいハイテンション!家に帰ってきたのが、嬉しかったのでしょうか。

よくわからないけど、とにかく元気になってほっとしました。


これが、あんまんたいそう。

いったいなんなんでしょう!?よくわからん。あんまんって何?

左手首の絆創膏は、ルートを抜いたあとです。


夜にトムさんが帰ってきて、いろいろ話が出来て、私もほっとできました。