私は、ハリー・ポッターが大好きです。
最初に『ハリー・ポッターと賢者の石』を読んだときの事です。読み進むうちに、開いた本の中に頭からずぶずぶと肩の辺りまでめり込んでしまったような感覚がありました。それほど、物語に引きこまれてたのです。こんな本は、初めてでした。
だから、一番怪しくないヤツが犯人という鉄則を知っているにもかかわらず、まんまと作者にだまされ、ハリーやロン、ハーマイオニーと一緒にどきどきはらはらしてしまったのでした
『ハリー・ポッターと謎のプリンス』は、その第6巻。巻を追うごとに物語は暗くなっていきます。
第4巻の『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』で、ホグワーツの学生が亡くなったとき、「J・K・ローリングは本気や!」と思いましたが、その本気度はますます強くなっています。
物語に暗い影はあるけれど、思春期を迎えたハリー達の、等身大の青春も描かれていて、ほんわかする場面もありました。
みんな、大きくなったね。おばさん、嬉しいよ。
そして最後は、泣いてしまいました。
ローリングさん、そこまでせんでもええやろ。
ううっ、悲しい。
この先、どうなっていくのか。
そして、スネイプは敵か味方か、ほんまはどっちやねんと言いたい。ローリングの事なので、最後に大どんでん返しがきっとあるはず。
私は、実は味方だったと思います。ダンブルドア校長とちゃんと話できてるんやと思うけどなぁ。
第7作で完結するので、とても気になります。
私は、ロンの双子の兄のフレッドとジョージが好きですね。
そして、一番応援しているのは、ネビル・ロングボトム。がんばるんやで、ネビル。
映画に関しては、原作のイメージ通りに作られていて、文句ないです。
原作が長いので、はしょられているのは仕方ないです。
一番不安だったのは、日本語の吹き替え。
最近は、人気はあるけれど実力のないタレントが吹き替えをやっている事が多いですね。これは、もう作品に対する冒涜です。素晴らしい声優さんや俳優さんがたくさんおられるのに、とても残念な事です。
誰が決めてるんか知らんけど、ちゃんとやれ
映画がちゃんと作られているのなら、吹き替えもそれに応えるのが筋というものでしょう。
ハリー、ロン、ハーマイオニーの吹き替えは劇団ひまわり所属の子役さんだそうで、その他は、申し分のないメンバーです。その3人も、回を重ねるごとにねるたびにうまくなってきているので、とても嬉しいです。
ただ1つ、残念な事があるとすれば、私の大好きな野沢那智さんが出ていないということですね。
シリウスで出てもよかったのになぁ。