テルミン、聴きに行ってきましたよ~音譜

 ゆかっちと二人で行きました。

 「and more…」という男女二人組に東京からのゲストを迎えて、3人での演奏です。ちなみにこのゲストの方は、東京都公認のヘブンアーティスト(大道芸をする人)で、唯一のテルミン奏者だそうです。


 テルミンの音色は、バイオリンとオーボエを足して、オブラートに包んで、エフェクターを通したような音だと思います。う~ん、あたってるかな?言葉で表すのはとても難しいですね。紛れもない電子楽器の音なのですが、とても暖かみを感じます。


 バッハの「G線上のアリア」に始まり、ホルストの「ジュピター」まで、約45分のステージでした。


 3人ともテルミンを演奏されましたが、それぞれ微妙にポジションの取り方や腕や指の動かし方が違います。特に女性の方は、指の動きがとてもしなやかで、魔法をかけているような感じでした。


 直立したアンテナに手を近づけると高い音が出るのですが、限りなく手を近づけると小鳥のさえずりのような音がするのを初めて知しました。効果的に使われていましたね。

 聴きに行ってよかったと思います。


 ゆったりとした曲ばかりだったので、途中からゆかっちはうとうとして、しまいには、私の膝の上に頭を置いて、二つ折れになって堂々と寝てしまいました。

 一番前で聞いていたので、余計に申し訳なかったです。後で「あ~、気持ちよかった」と言っていました。すみません。

 でも、それほど心地よかったということでしょうね。