2003年11月6日(木)⑧
治療で輸血をするには、同意書に署名しなければなりません。サインだけでもよかったようなのですが、○で囲った印のマークがあったので、はんこを押さないといけないと思いこみ悩んでいたら、ちょうどトムさんとおばあちゃんがやってきました。
私の入院準備が全くできていないので、おばあちゃんにいてもらって、一度家に私の着替えなどを取りに帰ることにしたので、はんこも家で押せるしよかったと思いました。
はんこがないならないで、「ないけれど、どうしたらいいか。」と先生に聞けばよかったのですが、余裕がないときは頭も働かなくなりますね。
私がいない間に、心臓のエコーをとりに行ったそうです。
貧血がひどいために、心臓ががんばって酸素不足の血液を体中に送ろうと必死になって動いているので、肥大気味だけれど問題はなしと言われたそうです。
家に帰って、同意書にはんこをした後、大急ぎで化粧を落とし、着替え、日記、筆記用具など、思いつくものをカバンに詰め込みました。
その間、のんすけは、私がお昼に食べなかったおにぎりやプリンを食べ、「おいしかった~♪」とごきげんでした。
消灯の21時ぎりぎりに病院着。
病院では、同意書がないと輸血が始められないので、私の帰りを待っていたそうです。
そして初めて見ました。輸血用の赤血球。ホントに赤いです。当たり前か…。