2003年11月6日(木)⑦
晩ごはんは午後6時から。お腹が減ったと言うので、半分くらい出された食事を食べました。
そのあと、主治医のM先生、I先生が、病棟に来てから採血した結果 が出たと病室に来られました。
その時の数値が、
白血球 2,400
ヘモグロビン 3.6
血小板 9,000
リンパ球 2,000
好中球 400
今見ても、とんでもない数値です。
後日、ヘモグロビン5.0、血小板5,000を下回ったら輸血をすることになったのですが、ヘモグロビンは完全に下回っていますね。これでは嘔吐もするだろうという数字です。血小板も、大変危険な数値です。好中球も、ガウンギリギリですね。
M先生の「ヘモグロビンの値が低く、心臓にかなりの負担がかかっているので、輸血が必要です。」との説明にびびってしまい、またまた涙が…。
輸血なんて、したことないよ。そんなに悪かったんや。なんで、こんなことになったんやろう。なんで、なんで…。
もう、検査用紙の数字は涙で見えませんでした。
そこへK先生登場。
「ヘモグロビン3.6だったんだって?よかったね、入院して。7だと思っていたから、まだ大丈夫かなと思ってたんだけど、3.6とはねぇ。」
「…。」(先生、明日でもいいって言うたやんか!どうなってんの??私が言ったから入院したのに。)
そうなのです。私が持って行った血液検査のヘモグロビン値は、7.0。この検査の採血日は11月4日、初診日が11月6日なので、2日間で7.0から3.6まで下がったということ。ここまで急激に下がるとは考えにくかったそうで、3.6だとわかっていたら、即入院だったとのこと。なんってこったい!!
結局この3.6という数値が、現在までのヘモグロビンの最低値となりました。