2003年11月5日(水)


 朝、ゆかっちはしんどそうだったので、学校を休みました。2階からリビングに連れておりたのですが、おこたに入って、お昼ご飯に起こすまでぐーぐー寝ていました。


 何かおかしな結果が出たら午前中にかかりつけ小児科のT先生が電話をくださることになっていたけれど、電話がなかったので、大丈夫だったのかなと思っていたら、お昼ごはんを食べようとしたときに、ついに電話がかかってきたのです!


 電話の内容はこうでした。

「悪性のものは出ていないが、通常380以上あるものが214しかない。血小板も少ないので、至急血液専門の医師のいる大きな病院で診てもらった方がよい。」

 家から一番近い総合病院には血液専門の先生がいないので、市内に二つあるK大病院とF大病院のどちらかということになり、話の流れから遠い方の病院に紹介状を書いてもらうことになり、電話を切りました。

 特にショックを受けたということはなく、淡々と話を聞いていました。


 そして、お昼ご飯を食べながら、トムさん、おばあちゃんにT先生の電話を説明しました。そこで、本当に遠い方の病院でいいのかということになり、やっぱり近い方のK大病院にしようということになりました。

 二つともそれほど距離は変わらないのですが、K大病院はバスで乗り換えせずに行けるのに対し、F大病院の方は乗り換えしないとだめなのです。

 ちなみに、K大病院にはバスで30分、車で15分という近さです。

 ご飯を食べたあと、T先生に紹介状をK大病院にしてもらうように電話をしたところ、快く承諾して下さいました。

 K大病院を選んだのは結果的に正しかったのですが、それが分かるのは入院してしばらくしてからのことでした。


 朝は顔色も悪く、ずっと眠っていたゆかっちも、お昼からはわりと元気にしていました。外出はしませんでしたが家の中で普通に過ごしました。


 夜に、私だけT先生の所に紹介状を取りに行きました。

 一昨日結婚式を挙げたばかりのいとこから電話がありました。結婚式に出て疲れたからしんどくなったと思っているようなので、しばらく前から体調が悪かったから、気にしないでねと伝えました。

 

 この日は、大学病院を紹介されても、あまり深く考えず、2週間くらい薬を飲んだら治るだろうと軽く考えていました。なんで2週間なんでしょうね。なぜかわからないけど、なんとなく2週間くらいと思いました。


 T先生の電話で「通常380以上あるものが214しかない」というのは、その時はこれですとは言われなかったのですが、今考えると、たぶん赤血球のことだろうと思います。