2003年11月3日(月)


 いとこの結婚式だというのに、あいにくの雨雨

 私は留め袖、トムさんは礼服、のんすけもゆかっちもよそ行きの洋服で、おすましです。


 結婚式は、地元の有名なお寺でありました。驚いたのは、式を挙げている間も拝観は中止されなかったこと。観光のお客さんがたくさん入ってきて、足を止めて式を見ている人が多かったです。

 お坊さんがお説教の中で、

 「誰もが新郎新婦を見て、朗らかな気持ちになったはず。それは、お二人がたくさんの人に布施をしたと言うことです。」

 「おめでたい日に雨が降って、嫌だと思われるかもしませんが、慈雨と言って、雨は恵みの雨なのです。」

とおっしゃってました。


 式のあとは、近くの料亭で披露宴。お料理は、おいしかったです。

 ゆかっちは、子ども用の和食のお弁当を頼みました。「ゆかっちだけ、お弁当?やったー!!」とものすごく喜んでいましたが、いざ実際のお弁当を見たら、顔が曇りました。 「これ、なんか変や。こんなんいややなぁ。」と言うのです。ええーっ、ものすごくおいしそうなのに。

 じゃあどんなお弁当が良かったのか聞いてみると、「遠足とかに持って行くやつ。」と、お答えになりました。ゆかっち節炸裂ビックリマークそう、そういうヤツなのです、ゆかっちは。でも、ちゃんと食べていましたよ。


 帰りのタクシーの中で、ゆかっちは寝ていました。ゆかっちは、遠出をしても帰りの車の中で寝たことがないのですが、さすがに今日は疲れたのかな、私も一日着物で疲れたなぁと思い、私もタクシーの中で、うとうとしておりました。