ゆかっちの骨髄移植は、骨髄バンクにお世話になりました。

 ということで、のんすけとゆかっちは、毎年お年玉の中からいくらかを骨髄バンクに寄付しています。のんすけは、渋々と言った感じですが、ゆかっちがお世話になったことと、「情けは人のためならず」と言い聞かせ、今年で3年目になりました。

 日本では、まだまだチャリティーが根付いていないような気がするのですが、本当はどうなのでしょうか。私たちが知らないだけで、いろいろなチャリティー活動をしている企業もあるので、こんな活動していますともっとおおっぴらに宣伝してほしいなと思います。そうすることで、個人でもチャリティー活動をしようという人が増えるだろうし、企業イメージもアップすること間違いなし!と思うのですが。

 

 だいぶ前の新聞記事ですが、こんな記事がありました。

 2004年9月4日の朝日新聞に、「大相撲の元横綱、大鵬親方が日本赤十字社に65台目の血液運搬車”大鵬号”を寄贈。」と載っていました。

 「大鵬親方は、現役時代の69年に血液運搬車不足の話を耳にして、「65歳の定年までに65台を」と35年間送り続けた。

 献血運搬車の代金約230万円は、浴衣地などの販売収益が充てられていた。「ファンの方の協力で続けることができた。」と感慨深げに語った。2005年の5月に親方が定年になるので、この65台目が親方からの寄贈は最後になるが、娘婿の大嶽親方が続けていく。贈り主は変わるが名前は「大鵬号」のままになりそうだ。」

と、要約すればこんなことでした。


 ゆかっちも、これまで血小板、赤血球の輸血を合計40回受けています。いつも血液センターから輸血用血液が車で運ばれてきていたのですが、ひょっとして大鵬号だったのかも、と思いました。

 このことは、この新聞記事で初めて知ったので、自分たちの知らないところで応援してくれている人がいるとわかって(よく考えると、献血をして下さった方を始め、たくさんの人に助けられているんですけどね)、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 骨髄移植することに決め、バンクに患者登録はしたけれど、HLAがわりと珍しく、コーディネイトに時間がかかりそうと言われ、落ち込んでいた時期だったのですが、くじけずにがんばろうと思うことができました。

 今は、大嶽親方が献血運搬車を贈って下さっているのでしょうね。

 大鵬親方、大嶽親方、ありがとうございます。


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